彷徨う阿呆人

今は亡き母親が


お前だけが心配だと


言った言葉の通り


驕る平家は久しからず

溺れる私は誰彼なく足を引っ張る


僕は随分と迷惑な人間なのである・・・が


しかし・・・


不思議なことに寄ってくるのである・・・人が・・・私の回りに


自分で言うのも何だが


そんなにブ男でもないし


多少なりでは有るが気前も良い


話題も自分なりの創作も含め盛り上がる


人を喜ばす・・・とは


自分を犠牲にすることだと僕は思っている


他人を犠牲にして自分が浮かび上がる・・・コレは人生での邪道である



僕の回りから


一瞬・・・ドドット湧き上がる笑い歓声・・・


この瞬間のために僕はセコセコ働くのである



アンタは・・・いいな〜


新幹線のグリーンに乗って毎月何度も東京に行けて


ハタから見れば良いようにみられるが


案外コレはコレでしんどいことなのである


ただボーット座っているんじゃあ・・・ない


アレコレ試行錯誤東京でのビジネス作戦を練るのである


他国で商売をするほど難しいものはない


強気に出てもよくない・・・からと言って弱気でもいけない


この・・・程なんだな・・・


間が大事なんだ




簡単なようで・・・


これがやってみればそうはうまくいかない


僕の回りから起こる


ドドットした笑い・・・


コレが僕のビジネスにも十分役に立っている



幾つになっても彷徨える・・・


ぼくは阿呆人で居たいと思ってる