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2019年12月14日08:57

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イスラム世界

 今日は朝早くに起きた。昨日「中東とイスラーム世界が一気に分かる本」を読み終えた。読んで良かったし、分かりやすく書かれている本だけれど、しかし疑問がまだまだ尽きない。
 例えば「イスラム革命はイスラームの伝統に回帰する革命で、アメリカもソ連も石油を支配する湾岸産油田の首長たちも、イスラムの教義を犯す者。。」と書かれている。一体どういう事なんだろう。。イスラムの教義を犯しているって言われても、具体的にイスラムの何の教義を犯しているのか分からない。それに「イラン革命はヨーロッパピューリタン革命である」とも書かれているけれども、イギリスのピューリタン革命は宗教的自由を求めた革命であるけれども、イラン革命はイスラムの宗教的自由を求めての革命なのか。。イラン革命当時のイランでは宗教的自由がなかったというなのか。。
 またイラクの湾岸戦争に関しても「イラクはクウェートを19番目の州として併合すれば、世界の石油埋蔵量の4割を支配し、石油収入で財政を立て直すことができる。イラクは軍事的にもアメリカの支援で近代兵器で武装しており、世界4番目の軍事大国として中東に覇を唱えることができる。アラブ諸国に対してもアラブの統一を呼びかけた。。。」と書かれている。。財政を立て直すためというだけならば理解できるけれども、中東やアラブ諸国の統一が叫ばれるとなると。。これは欧米諸国との覇権争いのように思えてならない。。(もちろん欧米諸国はアラブの統一だなんて喜ぶはずがないから断固として阻止してきた。)もし、欧米諸国のイスラム諸国に対しての内政干渉がなかったら、世界が一体どういう風になっていたのだろう。。油田を大量に持つイスラム諸国が世界の覇権を握るのではないかと思う。。イスラム諸国が世界の覇権を握ってはいけない理由はなんだろう。。またイスラム諸国からみて欧米諸国の覇権が許せないのもまたなぜなんだろう。。。宗教がからむだけに、とても複雑だよね。。そこで夕方、図書館に行ってきた。5、6冊ほど中東に関する本を借りて帰った。。
 帰ってから図書館で借りた「イスラームから世界を見る」を読む。これがまたとっても分かりやすくて面白い!!あんなに複雑だった中東情勢がどんどん分かってくる!!
これらを全部読んだら、もう中東はメンドクサイ地域だと思わなくなるかもしれない!

 午後は父の付き添いで病院に行ってきた。夜は本を読んで11時頃に寝た。

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