■高速道にコンクリ投下＝殺人未遂容疑で少年３人逮捕―熊本県警
(時事通信社 - 05月23日 09:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6092467
2013年12月に同じような事例があって中等少年院送致になっているのにそれを知らずにやるってのは、日本人として一般的なバカ以前にものを知らなさすぎるってもんだ。
https://ameblo.jp/mukoyan-harrier-law/entry-11734104337.html
高速道路に自転車を投げ込む行為の罪責について考える。 | 向原総合法律事務所／福岡の家電弁護士のブログ
そして、中国自動車道の該当箇所の交通量を勘案すると、突然降ってきた自転車を回避する行動に伴い他車に衝突するなどの危険は十分にありえます。上から自転車が降ってくるという想定外の事態に対応できるドライバーはまずいないでしょう。
すると、落下させられた自転車と衝突した場合は当然のこと、衝突しないとしても、その回避行動が困難であり、もしくは回避行動にも危険が伴うことに照らせば、自転車を高速道路上に落下させることによって、死亡事故に発展する危険は、相当な蓋然性をもって認められる、すなわち「人の死という構成要件的結果の現実的危険性」があることの認識ないし認容は、客観レベルで認められると思えるので、殺人未遂罪で問擬されてもやむを得ないと思われます。
https://www.sankei.com/smp/west/news/140122/wst1401220025-s.html
中国道に自転車投げ込みの少年４人を少年院送致 - 産経WEST
2014.1.22 19:55
陸橋から中国自動車道に自転車２台を投げ落としたとして、殺人未遂の非行事実で送致された兵庫県川西市と同県宝塚市の１６〜１９歳の少年４人について、神戸家裁（福井健太裁判官）が中等少年院送致とする保護処分を決定したことが２２日、分かった。決定は１７日と２０日付。
少年らは殺意を否認していたが、福井裁判官は「人命にかかわる重大な交通事故につながると容易に想像でき、（少年らの）弁解は信用できない」と指摘。その上で「危険性を認識させ、改善するためには、専門家による矯正教育が不可欠」と判断した。
http://justice-justice.seesaa.net/article/388167166.html
■高速道路への自転車投棄ー「殺意＝故意」の理解: 法、刑事裁判、言語を考える
この事実は，「刑法の目」からみたとき，「殺意のある行為」である。
日本の刑法の世界では，「故意＝殺意」という心の状態は，基本的には，
「人が死ぬ危険が認められる行為をおこなっていることを認識していること」
である。
むろん，裁判例では，「結果の認容」といった要素を加える場合もある。が，これは，証拠上，認容まで認められるから認定しているのである。「死ぬことを認容している」という心の状態は，「自己がおこなっている行為の認識」を当然に前提にする。
「認容」と評価するべき心の状態を証拠で必ずしも推認できなくても，「殺人に値する行為の認識」があると証拠から推認できれば，ひとまず「殺人」または「殺人未遂」として罪名を認めるべきで，後は，刑罰の程度＝量刑の問題である。
日本の刑法は，もともと各犯罪毎に幅広い法定刑を規定する。
殺人罪であれば，�〇犒此き¬鬼�の懲役，��５年以上〜２０年以下の懲役である。
だから，県警も殺人未遂で立件した。
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物を落とした際の力の考え方はだいたい野球ボールに託すと分かりやすいのですが・・・
逮捕容疑は２０日午前０時５５分ごろ、熊本市東区の九州自動車道に架かる地上約８メートルの跨道橋から、下り線を走行中の１０トントラック目がけて重さ約１３キロのコンクリ片を投げ落とした疑い。
同署などによると、トラックの男性運転手（４１）にけがはなかったが、荷台のアルミ製の天井が突き破られていた。付近では重さ約２６キロのコンクリ片なども見つかっており、他にもトラック数台の屋根が損傷するなどした。少年らは遊び仲間とみられる。
なので、13kgと26kgで考えましょう。
時速は＝3.6 × √（2 × 13kg × 9.8 × 8m ÷ 13kg）=3.6×ルート156.8（約12.52）=約45.072km/h
抵抗を無視すれば、13、26kgの物体が45.072km/h（0.01252m/s）の速度で降ってくるわけであるから、運動エネルギーは
K=1/2×13（26）×45.072×45.072＝約13204.6537（26409.30379）J。
比較対象として
時速150km/hで投げられた野球のボール（150g）の運動エネルギーはいくらか、という問題で答えは1.3×10^2J。
秒速に直して、
秒速125/3m
kgに直して、
0.15kg
1/2×0.15×(125/3)^2
=130.…
≒1.3×10^2
なので、
野球ボールを固定して、秒速だけを操作すると、
1/2×0.15×x×x=13205
0.075×x×x=13205
x2乗=17607
x=約133（m/s）
時速478.8km
1/2×0.15×x×x=26409
0.075×x×x=26409
x2乗=35212
x=約188（m/s）
時速676.8km
痛みなんて、感じてみなきゃわかんないモンだよね。実際にぶつけてやればよくわかるよ。
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