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2019年12月15日17:43

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人生とは糾う縄のようなものだ二

私は、四人兄妹だが、次兄が高校時代に統合失調症を発病した、若い発病は珍しい、長兄と妹の歳の差は六歳、妹と私は年子、私と次兄は二歳違い、養護学校もアウシュビッツだったが、今度は家庭にまで、疫病神が来たか(笑)
暴れる次兄を取り押さえるのは、私の役割、言葉で説得するのも、私の役割、残念ながらこう言う時、長兄は役に立たない、弟の為に我慢する、弟の為に静かにして何かを譲る、これが長兄はできない、果ては殴り合いで、瞼を切り医者に行く始末、優秀な長兄なんだが、人間は万能ではない、ちなみに暴れる次兄は、極真空手の黄帯、私は合気道と大東流合気柔術、まだ段はない、いやああんな異種格闘するとはね、一番闘ったのは、意味不明な理由で妹に手を上げようとした時、部屋から引摺り出し、狭い廊下で、倒した、あまり書きにくいですが、「当身は潜れ」「心臓の音を聴け」「足は取れ」口伝ですが、見事に決まりました、で転がして、首を締めた、片手で頸動脈絞める方法です、もうひとつの手は、相手を抑えるために必要、よくカッとなって人を殺したって嘘でしょうね、私が首を締めている時、「これで家族が救われる」「私は何年少年院に入るのだろう」冷静でしたよ、しかしやはり血は水よりも濃い、憎い兄弟でも情はある、チアノーゼで真っ黒な、唇から絞るように、「く苦しい離してくれ」ふと我にかえり、手を離しました、まだその手の感覚は残っています、一生消えないでしょう、続く
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