mixiユーザー(id:65894272)

2020年05月31日00:36

66 view

「息ができない…ママ」 警官に首押さえつけられ黒人男性死亡 米

「息ができない…ママ」 警官に首押さえつけられ黒人男性死亡 米
2020年5月27日 17:04 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3285171
米ミネソタ州ミネアポリスで、警官の膝で首を押さえつけられるジョージ・フロイドさん(2020年5月25日撮影)。

【5月27日 AFP】米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で26日、警官が手錠をかけられた黒人男性の首を膝で5分以上押さえつけ、男性が死亡する事件が起こった。この様子を捉えた動画が拡散し、警察によるアフリカ系米国人に対する扱いに対し再び激しい非難の声が上がっている。

ミネアポリスのジェイコブ・フレイ(Jacob Frey)市長は「すべての点で間違っている」「黒人であることが、死刑宣告になってはならない」と非難。関与した警官4人を免職にしたと発表した。

死亡したのは40代とみられるジョージ・フロイド(George Floyd)さん。フロイドさんは首を押さえつけられた状態で「膝が首に。息ができない…ママ、ママ」と懇願していた。通行人が撮影した映像には、フロイドさんの声が徐々に小さくなり、警官らが「起きろ、車に乗れ」と言っても反応しなくなった様子が収められていた。

フロイドさんは病院に搬送されたが、死亡が確認された。

弁護士によるとフロイドさんは、偽造通貨行使の疑いで警官に呼び止められたという。弁護士は「この虐待的で過剰かつ非人道的な力の行使が、警官に非暴力な容疑をかけられた一人の男性の命を奪った」と訴えた。

警官により黒人男性が窒息死した事件としては、2014年にニューヨークでエリック・ガーナー(Eric Garner)さん(当時43)が、たばこの違法販売容疑で拘束された際、首を締められ死亡した事件がある。ガーナーさんの死によって、抗議運動「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」が全国的に広がった。



警官に首押さえつけられた黒人男性の死に怒り、遺族は起訴求める 米
2020年5月28日 9:24 発信地:ミネアポリス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3285270
黒人男性ジョージ・フロイドさん(46)が警官から首を膝で押さえつけられて死亡した米ミネソタ州ミネアポリスの現場近くで事件に抗議し、拳を突き上げる人たち(2020年5月26日撮影)。
【5月28日 AFP】米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さん(46)が警官から首を膝で押さえつけられて死亡した事件から一夜明けた27日、この種の事件が再び起きたことへの怒りの中で警官の逮捕・起訴を求める声が上がった。

事件当日にミネアポリスでは事件に怒った人たちがデモを行い、警察は催涙ガスとゴム弾を使用した。その翌日、フロイドさんの遺族は事件に関与した白人警官4人を殺人罪で起訴するよう求めた。

姉妹のブリジット・フロイド(Bridgett Floyd)さんはNBCテレビの番組で、「あの警官たちを殺人罪で起訴してほしい。あの人たちがしたことは殺人に他ならないから」「あの人たちは私の兄弟を殺した……殺人の罪で刑務所に入れられるべきだ」と話した。

27日にもミネアポリス市内の2か所で警官らの処罰を求めるデモがあった。

ミネアポリスのジェイコブ・フレイ(Jacob Frey)市長は、「なぜジョージ・フロイドさんを殺した男が捕まっていないのか? あなたでも、私でも、あんなことをしたらすぐに捕まるはずだ」と述べ、フロイドさんの首を膝で押さえつけているところを撮影された警官がなぜ逮捕されていないのか理解できないとした上で、次のように語った。

「私が見たものから判断すると、ジョージ・フロイドさんの首を膝で押さえつけたあの警官は起訴されるべきだ」



米黒人死亡 警官を逮捕、第3級殺人で訴追
2020年5月30日 4:25 発信地:ミネアポリス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3285669
米ミネソタ州ミネアポリスで、ジョージ・フロイドさん(写真外)の首を膝で押さえつけるデレク・ショービン容疑者(2020年5月25日撮影)。

【5月30日 AFP】(更新)米北部ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さん(46)が警察の拘束下で死亡した問題で、地元当局は29日、フロイドさんを死に至らしめたとされる元警察官の男を逮捕し、第3級殺人などの罪で訴追した。

逮捕されたデレク・ショービン(Derek Chauvin)容疑者は25日、フロイドさんの首を少なくとも5分間にわたり膝で押さえつける様子が動画に撮影され、免職処分を受けた。ミネアポリスでは事件を受け、3晩連続で暴動が発生。店舗数百軒が損壊し、警察署が炎上する事態となっていた。

地元ヘネピン(Hennepin)郡のマイク・フリーマン(Mike Freeman)検事は記者会見で、同郡検察当局がショービン容疑者を第3級殺人と故殺の罪で訴追したと発表。さらにフロイドさんの死に関与したとされる3人の警察官も訴追されるとの見通しを示したが、その具体的な手続きについては言及を避けた。

フロイドさんの死に関与したとされる警官4人が駐在していたミネアポリス警察署では28日夜、デモ隊が防御線を突破し、署内を占拠。その後火災が発生し、建物は瞬く間に大火に包まれた。州当局は29日、ミネアポリスとセントポール(St. Paul)の治安維持のため州兵500人を出動させたと発表した。

抗議デモはアリゾナ州フェニックス(Phoenix)、テネシー州メンフィス(Memphis %)、コロラド州デンバー(Denver%%)など全米各地でも発生。ニューヨークではデモ参加者数十人が拘束された。

ケンタッキー州ルイビル(Louisville)では28日、黒人女性のブリアンナ・テイラー(Breonna Taylor)さんが自宅へ突入してきた警察により撃たれ死亡した今年3月の事件に抗議するデモの現場で発砲があり、7人が負傷。ルイビル警察(LMPD)によると、うち1人は重体となっている。銃撃犯は特定されていない。



「心優しい大男」 警官に首押さえられ死亡した黒人男性の素顔
2020年5月30日 14:30 発信地:ミネアポリス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3285699
米ミネソタ州ミネアポリスで、ジョージ・フロイドさんが死亡した現場付近に追悼のため手向けられた花(2020年5月29日撮影)。

【5月30日 AFP】米北部ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で、警官から首を膝で押さえつけられ、助けを求めながら死亡した黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さん(46)は、テキサス州ヒューストン(Houston)からミネアポリスに移り、新しい生活を始めたばかりだった。親族や知人は、フロイドさんは寛大な心を持つ男性だったと話している。

兄弟のフィロニーズ(Philonese Floyd)さんは、フロイドさんが亡くなった翌日の26日、「誰もが私の兄弟を愛していた」と語った。フロイドさんの死を受けて大規模な抗議デモが行われており、米国にはびこる人種差別への非難が再び巻き起こっている。

フィロニーズさんは米CNNに対し、「彼は心優しい大男だった」「誰も傷つけたりしなかった」と述べた。

死亡したフロイドさんは北部ミネソタ州へ移り、トラック運転手の仕事に就いた。最近ではレストラン「コンガ・ラテン・ビストロ(Conga Latin Bistro)」の警備員として働いていたものの、新型コロナウイルス流行のため同州でも封鎖措置が取られたため一時帰休となった。

親しい人たちは、フロイドさんはより良い人生を歩もうとしていたと話す。

身長約2メートルと目を引く長身だったフロイドさんは、バスケットボールやアメリカンフットボールでスター選手として活躍。ヒップホップ音楽も始めた。しかし仕事を見つけるのが困難となり、ヒューストンを離れることになった。

同じ高校に通ったジョナサン・ビール(Jonathan Veal)さんは、最後に連絡を取り合ったのは今年1月だったと明かす。フロイドさんはテキストメッセージで、「子どもたちのために少し頑張らないといけない」「私の信仰は本来あるべき状態に戻りつつある」と話していたという。

■人生を変えようとしていた愛情のある人

しかし今月25日、武器を持たず手錠を掛けられ、地面に横たわった状態のフロイドさんは、警官から膝で首を9分間押さえつけられ、苦しみながら息を引き取った。この様子の映像が撮影されていた。

警察によると、食料品店で25日、フロイドさんがたばこを買うのに偽造通貨を使用したとみて店員が通報。フロイドさんには偽造容疑が掛けられていたという。

姉妹のブリジット・フロイド(Bridgett Floyd)さんはフロイドさんについて、完璧な人ではなかったが、警察の手にかかって亡くなったのは「悲痛なことだ」と語った。

この事件を受け、警官4人が解雇された。そのうち29日に逮捕されたデレク・ショービン(Derek Chauvin)容疑者は、第3級殺人などの罪で訴追された。

フロイドさんには2人の子どもがいたと報じられている。ヒューストンに住む娘(6)の母、ロキシー・ワシントン(Roxie Washington)さんは、フロイドさんは献身的な父親だったと話した。

地元紙ヒューストン・クロニクル(Houston Chronicle)によるとワシントンさんは、「彼はとても大柄だから、いつもけんか腰だと誤解されていた」「でも彼は愛情のある人だった・・・・・・そして娘のことを愛していた」と語った。

フロイドさんと旧友のスティーブン・ジャクソン(Stephen Jackson)さんの友情は、ジャクソンさんが米プロバスケットボール(NBA)のスター選手になってからも変わらなかった。

ジャクソンさんはインスタグラム(Instagram)に投稿した動画で、「僕たちはお互いを双子と呼び合っていた」と感情的に語り、フロイドさんは子どもたちを支えるために仕事をしようとミネソタに引っ越し、「人生を変えようとしていた」と述べた。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する