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2019年10月16日12:02

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有害な可能性がある「永遠の化学物質」が食品に忍び込んでいるとFDAが指摘

有害な可能性がある「永遠の化学物質」が食品に忍び込んでいるとFDAが指摘

『YAHOO!ニュース』(米国)によると、米食品医薬品局は「永遠の化学物質」、公式にはPFASとして知られる化学物質が食品供給に入り込んでいることを確認した。
2019/ 06/06
yahoo!news/JCC
https://jcc.jp/globali/id/07196/
PFASは体内や環境内で、大変分解されにくく、また多くの健康問題と関連している。
米食品医薬品局(FDA)は、持続性が特に強い化学物質が食品供給に入り込んでいることを確認した。それらの化学物質はPFAS(ペルフルオロアルキル・ポリフルオロアルキル物質の略)と呼ばれ、「永遠の化学物質」として知られている。なぜなら、PFASは環境内および体内で分解されにくいからだ。

FDAは、PFASを含む消化用泡を使用した米空軍基地近くの酪農場を調査した。地元の水のサンプルからは、環境保護庁の勧告である1兆分の70の35倍のPFASが検出された。

研究者は動物の餌や牛乳を含む13のサンプルを検査し、そのすべてからPFASが検出された。牛乳は処分されたが、乳牛が汚染された餌や水を30日間取ると、乳牛の体内にPFASが1年半残留するとFDAは指摘した。

FDAはPFAS製造プラント近くの農場のサンプルも検査し、検査した20サンプル中15サンプルからPFASを検出した。

これにも増して、一般的な商品、食料品店の肉やシーフード、既成品のチョコレートケーキにさえ心配されるレベルのPFASが含まれていたとAP通信が報じた。

PFASは主にそれがもつ撥水性、撥油性のために使用される。PFASは、焦げ付かないフライパンなどの製品、着色剤、ペンキ、洗剤、食品のパッケージや消化用泡などによく含まれている。

「PFASは大変強い化学結合を持っており、体内や環境内で分解されにくい」とミシガン州立大学の薬理学および毒物学教授ジェーミー・アラン博士はいう。「残念なことに、PFASは容易に空気、食品、土壌、水などに溶け込む」

PFASは、肥満、ホルモン分泌抑制、不妊、腎臓病、甲状腺疾患、がん、コレステロール値の上昇など多くの病気との関連を持っているとアラン博士はいう。

PFASを避けることは実際難しい。疾病管理予防センター(CDC)の研究によれば、PFASがアメリカ人の98%の血液から検出された。

しかし被爆を最小限にするいくつかの方法がある。汚染された水がPFAS被爆の大きな源泉なので、できれば浄水器を使用するようアラン博士は推奨している。

「PFASはファーストフードの容器、電子レンジ用のポップコーンの袋、ピザの箱そしてキャンディーの包み紙に含まれている」とアラン博士はいう。「これらに製品を避けることがこれらの化学物質を避けるもうひとつの方法だ」

アラン博士はまた、調理器具や洗剤、パーソナルケア用品などのラベルをよく調べるようにという。最後に、アラン博士は焦げ付かないフライパンではなく鋳鉄製のフライパンを使うようにと勧めている。
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