『だいじょうぶだぁ』

風呂から出たら、
リビングでテレビを見てる子供が
ゲラゲラ笑っていて、
「どんな面白い番組見てるんだろう？」
と、リビングに行ったら、
フジテレビの志村けんの追悼番組で流れている
過去の『だいじょうぶだぁ』の映像だった。


志村けんが死んでしまったことの衝撃よりも、
ただテレビのコントが面白いから笑う・・・
そういう子供の姿に感動する。


コントが終わってスタジオに戻ると、
志村の大きな写真があって、
それを見ると悲しくなる。


『だいじょうぶだぁ』では、石野陽子と松本典子という
当時アイドルだったか女優だったか、その２人がとても頑張っていた印象がある。


凄く好きだったのは、
志村が変な占い師のような格好をして、
手には小さい太鼓が付いた楽器のようなものを持っていて、
おまじないとして「だいじょぶだ〜　　はい！」と言い、
そばの人にもオウム返しさせるというコント。


太鼓を叩きながら、
「だいじょうぶだ〜　うぇ　うぇ　うぃ」
のようなよく分からない声を出して、
それを無理やりオウム返しさせるのだが、
言わされている人は、吹き出してしまい、
笑ってしまうと、志村が真剣な顔で「ちゃんとやって下さい」と注意して、
何度も繰り返すというコントが好きだった。


番組の最後に高木ブーが、
「志村は死なない」
と言っていて、
それを聞いて、
とても救われたし、
今のこのコロナ騒ぎに
「だいじょうぶだぁ」
という言葉も、とても響く。