今回のドラマは『同期のサクラ』『G線上のあなたとわたし』
『まだ結婚できない男』の、どれも面白いのだが、
最初期待していなかった『俺の話は長い』が、
徐々に面白くなってきた。
主人公の満(生田斗真)は、実家に居候しているニートなのに、
口が達者で、家族から仕事するよう言われると、
とにかく理屈を並べ立てて、拒否する。
仕事以外の、食事、遊びなどどんなことに関しても、
とにかく理屈を並べる。
途中から、姉夫婦が、家を建て替えるために
実家に同居することになるのだが、
姉の旦那もダメな人間で、途中から会社を辞めニートになって、
2人のニートがダラダラ暮らすという話になるのだが、
その2人が、ニートであることの卑屈さを一切感じさせず、
とにかく楽しんでいて、それが、とても温かい。
満は、ニートなのに、人とのコミュニケーションが好きだし、
草野球の審判など積極的に受けてバイト代を稼いでいるし、
夜はバーにも飲みに行くし、家のことも手伝うし、
それらが卑屈さを感じさせず、堂々とニートをやっていて、
見ていてとても楽しい。
「こういう生き方ができるって羨ましい」
とすら思えてしまう。
当初、期待していなかった分、
ニートの満がどういう最後になるのか楽しみ。
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