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2020年01月27日19:39

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少し暮らし方を変えます

山下洋輔さん(77才)と
養老孟司さん(81才)の
対談を見て、唸る。
二人の言葉が胸にがんがん入ってくるのだ。

養老さん
「自分探しをしている
学生がいたらいつも言ってた。
じゃあ探しているお前さんは誰なんだ」
「動物行動学は面白いけど、ほとんどが嘘だと
思ってる。なぜなら生き残ったものが語っている話
だから。滅亡した生き物を生き返らせたとしたら
我々は圧倒的に少数派。そこから見た学問は信じられない」

「将来の夢?虫をもっと見ていたい。失礼だけどテレビで
こんな対談やるより虫のほうがいい。だから夢はなかなか
かなわないということですよ」
山下さん
「好きだと思ったら、さらに深く好きになるように自分に
暗示をかけ、これが本当に好きなんだ、何よりも好きなんだと
思い込み、人にも臆面もなく話す。そうするといつのまにか
本当に好きになってる」

「ジャズを壊そうと思ってやってきた。誰かに似た音を
出すのはやめようと。でも今思う。壊したのではなく、
もうひとつ違う分野に入っていっただけだと。底に流れる
やり方は同じ。だから今は形式的なものも面白い」

「将来の夢?それは人が導いてくれるものだと思う。
自分を作ったのは自分ではなく周りの人。だから次の
夢も誰かが持ってきてくれる。僕はそれについていく
だけ」

二人とも本当に若くて、魅力的でした。
なぜかと考えてみたら、「ああ、この人たちは好きな
ことをひたすらやってきたからだ」という答えが
自分の中に生まれた。

人生は暇つぶしと思ってきたけれど、もう少し自由に
自分のためだけに、好きなことのためだけに、時間を
使おうと、この二人を見て思いました。
そのために自炊も始め、もっと書くことに時間を費やす。
そう決めました。
ということで高揚した気持ちで本屋へ(笑)。

今日買ったのは、
「超・殺人事件」 東野圭吾
(作家たちの俗すぎる悩みをブラックユーモアにした
短編集ということで、即買い)

「今日もうまい酒を飲んだ
 とあるバーマンの泡盛修行」  広小路尚折
(実在の銘柄がたくさん登場!きっと泡盛が
好きになるルポルタージュ小説。の帯コピーに
うきうきして)

「101才 現役医師の死なない生活」 田中旨夫
(病人としてはこれは買いますよね)



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