■震災から数日後の深夜、三宮のフラワーロードを茫然として歩いていると、真っ暗な廃墟の中で明かりが点いているビルが2つあった。神戸市役所ともうひとつ。
市役所ビルは一階を市民に解放しており、無料電話の前には市民の長い列が出来ていた。
そしてもう一つの立派な建物。
2時過ぎの深夜にもかかわらず、バイクや自転車で多くの若者が集まっていた。道路が波打っているので車では近寄れないのだ。自発的な救援活動を行っていたのだろう。そこは創価学会の文化会館だった。
僕はそれまで学会嫌いだったが、休む事なく懸命に働く若者たちの姿を見ると胸が熱くなった。神戸の人間なら知っている話だけれど、あの山口組もボランティア活動をしているのだ。感謝した市民も多いはずだ。
人として何よりも大切なのは行動だろう。僕のような口先だけの
人間よりも、彼らの行動の方が遥かに立派だ。
■スマホのない時代、市職員が撮った震災 ビデオ片手に炎の街で叫んだ
(朝日新聞デジタル - 01月17日 06:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5938605
ログインしてコメントを確認・投稿する