日本の実質賃金が上がりづらい原因の一つが終身雇用にある。
日本は、0か100で物事を語る人にとっては終身雇用ではないという話にはなるけど、そうでない場合は終身雇用に近い。
終身雇用でなぜ実質賃金が上がりづらいかと言えば、不景気において解雇をほとんどしないからである。
不景気で企業利益が減っているのにも関わらず、多くの社員に給料が払われるが、その給料がどこから出ているかと言えば、内部保留である。
社員の給料を上げずに内部保留にし、不景気の時に備えるのが日本で、元々は労働組合が、不景気で能力の低い誰かが解雇されるくらいなら、
労働者全体の賃金を下げた方が良いという左翼的な事を言い出したのが原因だったはず。
これが右翼の場合は能力主義で、不景気の時に解雇されるのは能力の低い人が悪いというスタンスになる。
結局の所、日本の場合、人を雇えば雇うほど将来の負債になる可能性が高くなり、それに備える必要性も出てくる。
だからかは知らないけど、アメリカとかと比べると日本の社長の給料は低い。
■終身雇用はもう時代遅れ? 「熱量のある若手は辞める人も多い」「どんなに優秀でも年次を重ねないと出世しない」
(キャリコネ - 01月09日 07:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5929419
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