mixiユーザー(id:65734101)

2020年01月26日09:35

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つぶやき蛇足

「世界にあるもの悉く神秘的といえるけど、ひとつだけあげるなら「a^0 = 1」。 ( 神秘的なものの回答 )」

とつぶやいたのですが、これについての胡乱な解説です。

a^0というのは、aのゼロ乗。
例えば3^2だと3の2乗で、これは3を2個かけあわせるという意味です。つまり3×3です。
3^3であれば3の3乗で、3を3個かけあわせるから、3×3×3となります。

これで行くとa^0は任意の数aを0個かけあわせたらどうなるかを表わします。
aは任意の数なのでどんな数字でもOKです。

a^0=1を説明する手順は省略しますが、数学の世界でa^0=1は真理である、と定義されています。
証明ではなく定義なのですが、a^0=1は真理である、というのがお約束であり前提となります。

その真理であるa^0=1を言葉で表現すると「どんな数字でも0個かけあわされれば1になる」です。

0個かけあわせると1になる。
数学の得意なかたから見たら爆笑ものなのかもしれませんが、0個かけあわされているのに(何の操作もしないのはa^1だと思うので、0個ってそもそも何…と考えてしまう文系人間です)、そこにしっかり数値が生まれる。
それがまるで、何もないところから最初の何かの存在を創る、創世の瞬間のように感じられて私はこのa^0=1という式に神秘というか奇蹟というか、敬虔なるものを感じてしまうのです。

まぁ、でもホント理系のかたからみたら「どーやったらその発想になるのwww」くらいの的外れかもしれないのですが。
ざっくりと、痒いところに手の届かない説明をさせていただきました。余計混乱させてしまったとしたらごめんなさい…。
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