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2019年10月22日09:13

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2019年10月度活動記録

導きの夜をいま(the opening night)

黒肌のつよき耀きダイヤに似つ厚き唇の笑み冴えざえと
あるがまま言祝がれたる命ならありのままにただ美しきと謂へ
リハビリを終へたる夫の帰りくる音立ち待ちて玄関のうち
「兄生まれ三日後に妹が生まれ」幼の紡ぐ物語あやし
君の眼に映るわが影 息とめて 世界は今夜終はつてもいい
ため息をほどき鼻から逃がす音和して宇宙にはうき星の鳴る


【長い余談開始】
おおっと。すっかり忘れておりました、10月分の6首@いつもの、でございます。
今回からTwitterで更新するのはやめようかな〜と思ってます。で、代わりに近いうちにpixivに載っけよっかな、などと画策しているのですが実際どうなるかはまだわかりません。とりあえずめんどくさくない良策が思いつけたらいいな!

1首めと2首め。いろいろニュースやら何やらに触れて思うところがあったので。有色人種であれ白人であれ、あるがままで充分に美しいと思うのよ。黒い肌の人形をつくって、その唇が厚いと差別表現だと感じる、その感性のほうがよほども白人至上主義的で差別なのだと思います。
4首め。私が生まれて初めて乃至2番めに創った物語の設定が「兄王子が生まれた3日後に妹姫が生まれて」というもので、母が苦笑しながらそんな間隔では子は産めないのよと教えてくれたものでした。幼稚園児の頃です。いまでも覚えてるってことは私のなかでずいぶん衝撃的だったのでしょうな。
6首め。鼻から息を吐いたら「しゃり〜ん」みたいな音が鳴ったのでこんな歌ができました。

以上!
【長い余談終了】

※短歌は「万象」に掲載したものの再録です(一部修正あるかも)。
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