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2021年02月28日18:25

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第76回びわ湖毎日マラソン

No.0812
来年から大阪マラソンと統合する事により、今大会としてのレースがラストとなる。
長年の歴史の中で、数々の名勝負が繰り広げられたが、
果たして最後の今年はどのようなレース展開となるのか。

昨年同様、大迫選手の持つ日本記録に挑む有力勢の中には、
井上選手を筆頭に、箱根駅伝もお馴染みだった顔触れが出揃った。
ペースメーカーには、あの村山選手がレースを25km地点まで引っ張る形となった。

昨年の雨とは打って変わり、
今年は気候が良く勝負に出やすいコンディションとなった。
今年は入りの1kmが3分ジャストと、まずまずのペースでレースが展開されたが、
中盤に来て、大会記録を大幅に超えるハイペースとなり、
日本記録ペースに届く勢いで、先頭集団は快走を続ける。

26km過ぎ、本命視の井上選手が早めに仕掛け、2位以下を大きく引き離す。
それに負けじと、後方からのライバル勢も必死で喰らい付いていく。
30km地点で、別のペースメーカーが離脱してからレース展開に大きな変化が。

昨年、30km以降で潰れた鈴木選手が、36km過ぎでスパートをかける!!
この頃には井上選手は、
後方に吸収された後で2位の土方選手、カリウキ選手に差を付ける!!
そこからはもう鈴木選手の独走状態が続き、
よく見ると、ペースを維持どころか日本記録に迫る勢いではないか!!!!!

このままゴールすれば、確実に日本記録更新可能となる為、
終盤まで気を抜かずに必死で観戦していると、
解説の高岡氏も確信したのか、もしかしたら2時間4分台が出るかも!?

最後の競技場に入っても、
鈴木選手の勢いは止まる事無く堂々の優勝を飾った!!!!!
しかもしかも!! 初の2時間5分台の壁を破り、

2.04.56

という驚異的な日本新記録を叩き出した!!!!!
2位の土方選手は、2時間6分台の歴代6位の記録をマーク!!
ハイレベルなレースだったにも関わらず、
鈴木選手は安堵の表情と共に笑顔でインタビューに答えていた。
昨年の東京マラソンから約1年という時間で、
早くも男子マラソン界に新たな歴史が誕生した瞬間だった!!!!!

ただ、報奨金制度は昨年の同時期に既に終了しており、
日本実業団連合の資金不足で、鈴木選手には1億円は支払われない。
これにはゲストの瀬古氏が、悔しい想いの中インタビューで答えていた。

大迫選手は、2時間5分29秒の記録を塗り替えられた事で、
鈴木選手を祝福すると共に、
自身のモチベーションをもっと上げて今後の大会で結果を残したい旨を語っていた。

同大会は大阪へと引き継がれる形となるが、
来年以降も今回の鈴木選手超えを目標にする強豪選手達が、
どういったレースを見せてくれるのか、
早くも来シーズンが楽しみです。

2021/02/28 MARL
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