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2019年12月01日18:40

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第73回福岡国際マラソン

No.0538
東京五輪最終選考レースとなる今大会。
今年も平和台陸上競技場をスタートするお馴染みのコースだが、
先日のMGCで、日本勢からは中村選手と服部選手が選出されたが、
残る1枠では、MGC3位の大迫選手か今大会の好記録選手となるのか。

99回目のフルマラソン挑戦のプロ転向1年目の川内選手を始め、
設楽啓太選手、佐藤悠基選手、そして藤本選手等錚々たる顔ぶれが出揃った。
序盤はkm/3分ペースと、ペースメーカーへのオーダー通りの入りから始まったが、
気温が20度近くまで上がる中、藤本選手が先頭グループに喰らい付く!!

この時、先頭グループにはあの佐藤選手も位置しており、
今回本命であるモロッコのダザ選手とどこまで競り合えるのか。
残る1枠となった東京五輪への切符を賭け、レースは壮絶な展開へと縺れ込む。

やはり30km以降、ペースメーカー離脱後からレースの流れに変化が。
藤本選手はそれまでダザ選手に喰らい付いていたが、
ここで一気に引き離されてしまい、大幅にペースダウン。
一時はあの大迫選手以上の快調なペースを見せていたが、
30〜35kmの5kmは、1分近くもペースダウンがあり、
200mも無かったダザ選手との差は、300m以上にまで広がる。

終盤まで粘りのある走りを見せていた藤本選手。
その後方では、佐藤選手が足を押さえながら2回ほど立ち止まる場面も。
昨年、佐藤選手は残り7km付近で途中棄権があった為、
今年は何としてでも、上位へ喰い込みたい思いが強かったと思う。

しかし、佐藤選手は8位以下にまで後退。
3位グループで、デレセ選手と競り合っていたが、
中盤までの快調なペースは続かなかった。

一方で、ダザ選手は2時間7分台で完全優勝を果たし、
藤本選手は何とかサブテン(2時間10分切り)を達成するも、日本新とまではいかなかった。
3位には福田選手が入り、川内選手・設楽選手共に奮わず、
それぞれ川内選手12位、設楽選手14位となった。
佐藤選手は15位でレースを終えた。

昨年とほぼ同じ気候条件となった今大会。
東京五輪本番では、いくら札幌といえども気候的にはかなり厳しい条件となる為、
東京五輪切符獲得者の残る1枠の結果をまずは待とうと思う。

2019/12/01 MARL
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