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2018年08月30日19:20

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8月期日記タイトルリスト?

No.0267
ごく普通の日常日記に限定したタイトル案、
連日何のことを指しているのか、お分かり頂けましたでしょうか。

テレビ番組内等でよく見かけるドッキリ企画。
ほんの悪戯心〜目を疑うほどの凄いものまで多岐に渡ります。
中にはドッキリすらも気付かないまま終わってしまうな〜んて事も?
以下、左側が日記タイトル/右側が、そのドッキリの詳さ……ん? 何やお前!!!!!

バキ!! ドガ!!
(MARL、何者かに後頭部を殴られ意識を失う……。)

     ◇

ある地下室、私は奇跡的に意識を取り戻した。
辺りは薄暗く、目の前には頑丈な鉄の扉があるだけ。
私は身体を起こして、その扉に手をかける。
扉は簡単に開いた。

しかし、その先の通路は真っ暗闇で一本道なのかどうかも分からない。
すぐ後ろを振り向くと、先程の扉は既に無くなっている。
手探りで先へと進んでいくと、
まるで私の“過去の人生”が、走馬灯のようにぼやけた映像で流れていく。

映像の中には、懐かしのテレビ番組の企画まで映っている。
一瞬、映像が消えたかと思うと私は大きな鏡の前に立っていた。
その鏡に映る私の姿は、いつも通りの少年っぽい童顔。
すると、鏡の中の私の顔が徐々に“何か”に変わり始める。
鏡に映ったのは私の顔では無く、顔の崩れた見た事の無いモンスターのものだったのだ!!

私「ぎゃあああああ!!!!!」

身の毛もよだつ恐ろしさに、私は訳も分からずに逃げ出した。
再び暗闇の中に身を投じていても関係あるか!!
気付くと私は電車の中に居た。
どこかの地下道を走っているのだろうか、私の他にも何人かの客達が乗っている。

数人の客達は騒いでいる私の事等気にする風でも無く、
新聞を読んでいる者や親子連れが何かを話している、
音楽を聴きながらボーっと立っている青年。
しかし、私はこいつ等がさっきから何で、

何で、“1ミリも動かないんだ”!?

気味が悪くなり、私は新聞を読んでいる者に話しかけても何も答えない。
まるで人形のように静止しているではないか。
親子連れもボーっと立っている青年も同じく。
気が狂いそうになった私は、
電車を降りようとするも電車は駅に停車しているのに扉が開かない。
一向に開かない扉を前に、駅員のアナウンスが、

駅員「ただいま停車の駅は、○○(私の家の最寄り駅)駅でぇす♪
降りたければ、私とじゃんけんをして勝つ、たったそれだけでぇす♪」

でぇす♪←ぶち殺したくなるぐらい腹立つ言い方だが、
仕方なく姿を現した駅員とじゃんけんをする事に。

駅員「いいですか、じゃんけんというのは心理戦です。
相手の手をどれだけ読むかがポイントでぇす♪
では、じゃん・けん・ぽん!! あいたっ(「色んな意味で痛いな、お前」の意。)☆」
(MARLの負け)
駅員「負けましたね、でもあなたの出した手が深読みし過ぎのチョキですよ。
簡単に出せるグーをここで
出すか、はたまたパーで一発逆転を狙うのか、
それでは第2戦!! じゃん・けん・ぽん!! あいたっ☆」
(MARLの負け)
駅員「次に私はグーを出します。あなたはパーで攻めるのは止めて下さい。
そうだ!! チョキでいきましょうか。
それでは、第3戦!! じゃん・けん・ぽん!! あいたっ☆」(MARLの負け)

私(絶対に勝てへんやんけ!! なめてんのか!!)

駅員を押しのけ、開いた電車の扉から降りる。
が、疲れ果ててそのまま家に帰って寝る事にした。

早朝、いつもの起床時刻よりも約1時間半前の午前5時過ぎ。

仕掛け人「(小声で)おはようございま〜す。
それでは早速、MARL氏の耳元にバスーカ放ちますよ〜」

Ready …… 点火!! ドン!!

私「うわっ!! びっくりしたなぁもう!!!!! 寿命縮まるわ、アホ!!」

仕掛け人「まあまあ、そう言わずにこれでも飲んで飲んで〜」

私「ん? レモン水か。ったく、(グイッと飲み干す)ブフお!!!???」

仕掛け人「レモン水でも100%、搾りたてのレモン果汁で〜す」

喉が潰れるかと思ったわ。
イラッとした私は、気晴らしに朝の散歩に出るも、
道行く人が何やら私の顔を見て笑っているではないか。
鏡が無いので、顔がどうなっているのか分からないが、
ようやくガラス張りのところに出て、顔を確認……うん、鼻クソがそよいでいるね。

誰も何も言わんのか、不親切極まりないな。
もう嫌だ、こんなん本当に何がしたいねん。日記乗っ取りやがっベチャ!!
道路全体に泥が仕掛けられていた為、全身泥まみれになった私は、着替えに一旦帰る。

家に帰ると、見知らぬ誰かがタキシードを着て、
居間を勝手に高級レストラン風に模様替えしているではないか。
何事かと思い、私はテーブルに通された。
タキシード姿の男性が、「少々お待ちを」と言い、
暫くしてから、私の着替えを持って来た。

正装に着替えた私は、ある“高級デザート”を食べるように言われる。
目の前に出された“それ”は、洒落たグラスに盛られた可愛らしいチョココーヒー味のアイス。
ミントの葉をあしらった、いかにもな高級デザートなのだが……。

私(何かどっかで見た事あるアイスだな)

そう思いながらも一口。
……明らかにそこらで売っている程度の味しかしない。
それに何て言うか、味があのグ*コから出ているパピコにそっくり過ぎる。
食べ終えた後に、ぼったくられかけたがそこは冷静に、
「パピコやん」

何だか色んなアホらしい事があり過ぎて、もううんざり。
そこで私は今度は、“この仕掛けだらけの世界”を誰かに代わって貰う事に決めた。
適当なターゲットを探していると、道行く人の中に小柄な女の子の姿が。

その娘に最初にやられたように、後ろから殴って気絶させたろかと思ったが、
その娘の正体が、何と!! あの陽菜(私の女の子ver.)だったので、
思い止まりかけた瞬間、陽菜は私に気付いたかと思うと、

陽菜「気付いちゃった? 全部最初から見事に引っ掛かってくれたね」

私「……嘘やろ」

陽菜「流石に最初に殴って来たのは、MARL君の見た悪夢の中の悪い要素の塊だけど、
でもね、ずっとずっとずーーーーーっと私がMARL君に振り向いて欲しかったのに、
素っ気無い感じだから、私も素っ気無い態度で……色んな仕掛けで気付いて欲しかったの。
ゴメンね」

私「……(照れくさそうにしながら)分かったよ。お前の事、ずっと気付かなくて」

陽菜「……名前で呼んでくれなきゃヤダ」

私「陽菜、ゴメンな。でもな、ずっと忘れていたわけじゃないんだ」

私は陽菜に近況を全て話した。
陽菜はそんな私を許してくれたのだ。
またお前の似顔絵(イラスト)を描いてやるからな。

     ◇

そういう事で、今月のテーマでした。ちゃんちゃん、おわりおわり。

2018/08/30 MARL
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