明日戦争がはじまる

宮尾節子氏が
書いたという
「明日戦争がはじまる」
という詩の中に、

まいにち
満員電車に乗って
人を人とも
思わなくなった

というのがある。
大東亜戦争前の
日本に満員電車って
あったのだろうか？.

虐待死や
自殺のひんぱつに
命を命と
思わなくなった

大東亜戦争前の日本で、
自殺や虐待死は
頻発していた
のだろうか？

戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる

日本の現在を
表現した詩
らしいのだが、
この詩の作者は、
以下の事実は
知らないのだろう。

”殺人都市”ランキング
のベスト10(2014年度版)。

1.サンペドロスーラ
（ホンジュラス）
2.アビジャン
（コートジボワール）
3.サナア
（イエメン）
4.バグダード
（イラク）
5.アカプルコ
（メキシコ）
6.リオデジャネイロ
（ブラジル）
7.ケープタウン
（南アフリカ共和国）
8.ディストリト・セントラル
（ホンジュラス）
9.シウダー・フアレス
（メキシコ）
10.カラカス
（ベネズエラ）

犯罪率に加え、
犯罪や暴力事件の歴史、
１つの都市における
犯罪の密度なども
考慮したランキング。
1位のサンペドロスーラは、
日本の約400倍の
殺人発生率。
ホンジュラスや
コートジボワールには、
満員電車なんてない。
それに、戦争は
既にあちこちで
起きている。