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2020年10月22日11:09

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サバイバルゲーム

「サバゲーとはなんぞ?」
という人のために
軽く説明すると、
サバゲーとは
サバイバルゲーム
の略である。

ただ、決して、
無人島や砂漠とか
ジャングルの奥地で、
得体の知れない植物や
虫を食ったり、
尿から水を
作ったりして
生き残るゲームではない。
いわゆる、
戦争ゴッコだな。

その昔は戦争ゴッコ
といえば、
銀弾鉄砲だったが、
あれはめちゃくちゃ
制度が適当なんで、
当てるのは非常に難しく、
やっすいバネで
飛ばしてるので、
飛距離も短く、
超接近戦が
主な戦闘方法だったさ。
当たり判定も
当たった側も
痛みはほとんど無いので、
かなり適当で、
当たってないと
言い張るやつも続出。
結局、当たり判定でもめて、
戦闘中止なんてのが
日常茶飯事だった。

しかし、
僕が高校生になった
くらいからか、
BB弾を使用した、
いわゆる空気銃が世に出て、
戦争ゴッコの様相は
一変する。

おもちゃとしての
空気銃自体は
もっと昔からあって、
弾の形状も球ではなく、
吹き矢の矢のような、
あるいは
てるてる坊主のような
形状をしていた。
飛距離は短く、
威力も小さく、
そのくせ銃そのものは
大げさな感じだったし、
弾も高額だったので、
戦争ゴッコに使える
代物ではなかった。

BB弾を使った、
空気銃は、
ガス銃とも呼ばれた。
今では使用禁止の
フロンガスを使って、
弾を押し出す仕組みで、
飛距離は比較的に伸び、
威力も増した。
この銃は
フロンガスの問題
だけじゃなく、
改造して威力を強化し、
人に怪我をさせたり、
致死能力まで
高めた改造が
行われるようになって、
色々問題が多くなった。
メーカーは、
銃をもろくし、
威力を無理に上げると
壊れてしまうように
したり、
改造しにくい工夫を
しているけど、
まあそれでも、
改造するやつは
改造するわけで、
たまに、
事件になってるよね。

最近のBB弾用の銃は、
ガスをやめて、
電動になっている。
ガスのときは、
環境のことも
もちろんあるが、
一度の充填で
使用できる回数が
少なかったし、
ガス缶がかさばる
という難点あった。
また、気温差で
不調をきたすことがあり、
冬のサバゲーは苦労した。

メンテナンスも
めんどくさいしね。

それが電動になって、
取り回しが楽になり、
今では、
電動が主流だと思う。

と、長い前フリをして、
そんな、
サバゲーでの話し。

ぶっちゃければ、
おまわりさんに
捕まった。
というか、一時的に
拘束されたわけだが。
そのいきさつ。

転職して間無しのころ、
その会社に
サバゲーの好きな
男がいて、
その彼と、
その他数名とで
サバゲーを
することになった。
サバゲーアイテムの
ショップの雇われ店長も
加わって。
そこまでは、
別に問題ないよね。
ごく普通の展開だと思う。

しかし、サバゲーを
実行した場所が、
よくなかった。

ほとんど市内の
ど真ん中だ。
しかも深夜。
主に、路地での
戦闘ではあったが。
チーム分けじゃなく、
バトルロワイヤル形式。

僕は予算が乏しかったので、
ハンドガンの
やっすいヤツ
だったんだけど、
それでも、けっこう善戦して、
生き残っていた。
路地の交差点で
家の角から、
敵を索敵していると、
外灯の下に
敵の動く気配を見た。
幸い、こちらに
背中を向けている。
建物の影に隠れながら、
その敵に近づいていると、
ふと一台の白いセダンが、
敵側に向かって
進んでいるではないか。
この車の後から、
敵に接近すれば、
敵からは車のライトで、
僕を見つけることは
できない!
そう判断して、
セダンの後ろに付いた。
四〜五歩走ったろうか?

その白いセダンが
いきなり停まって、
四つのドアが
全部いっせいに開き、
中から、
屈強そうな男が4人
ぞろそろとこっちを
見ながら出てきたのだ。
着ている服からすぐに
警察だとわかった。
あっという間に
取り囲まれて、
車に押しこまれ、
銃も取り上げられて、
なすすべ無し。

ってか、なんかなしたら、
公務執行妨害で、
確実に逮捕だし。

怒鳴られはしなかったし、
すぐに、
銃がおもちゃだと
わかってもらえたけど、
「ほんまに、
 ほんもんみたい
 じゃのぉ〜」
と何度も言ってた。

事情聴取と説教を
くらってから、
開放してもらいました。

実は、サバゲーを
したあたり、
ヤのつく職業の人の
事務所や、
ご自宅が多いところでして、
あんときは
警察だからよかったけど、
もしあれが、
ヤの付く人だったら・・・

当然、それ以来、
市街戦はやっていません。
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