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2020年07月20日21:58

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今泉忠明監修「わけあって絶滅しました。」(ダイヤモンド社)

全頁、描き起こし
イラストフルカラーで、
単行本サイズなのに、
千円とは安い!

70種の生き物の
絶滅理由を予測も含めて、
一人称のテイで
口語体で掲載されているけど、
内容的には、
かなりタンパクw
まあ難しいことを
専門用語ガンガン出して
書かれたんじゃ、
読むのが辛いので、
これはこれで
いいのだろうけど。

ニホンオオカミって、
人間が狩りつくしたから
絶滅したと
思ってたんだけど、
外国から持ち込まれた
犬の病気の蔓延が
理由だったのね?
知りませんでした。
あと知らなかった
事と言えば、
大量絶滅が有ったのは、
隕石衝突時だけ
なんだろうと
勝手に思っていたのだけど、
そんなことなくて、
何度も多くの種が
一度に絶滅する事態が
有ったのね。
隕石なんて、
7割程度しか
絶滅させてないとか。

あと、
ネアンデルタール人が
絶滅したのが、
今の人種が
よってたかって
ボコった結果だというのも、
なんかすごいw
つまり、人と猿の間の
生き物がいない
というのは実は、
今の人がボコった
結果だったという
ことのようで(^^;
今なら人権問題に
なりそうなお話w

この本の
「はじめに」の
ページで、
『「人間がかかわった
 絶滅」はまったく別物。
 なぜならば、
 人間による絶滅は
 次の進化した動物を
 産み出さないから』
とか書いてるのだけど、
さすがに、この本の
監修者として、
軽率な物言いじゃね?
と思ったわけですよ。
たかが100万年とか
200万年くらいしか
歴史の無い種が、
数千万から数億年で
変化する進化絶滅に
関与とか、
ちゃんちゃらです。
人間の関与で
絶滅した種の代わりに、
他の生き物が
進化する可能性は、
これからの数千万年で
ありうるわけで、
他の種が滅んだ
おかげで
進化できたという
種の話も
この本にはあるわけで、
人間のする絶滅が
進化を産まない
というのは、
近視眼的すぎね?
と思うわけです。
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