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2020年05月27日09:45

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倉山満・杉田水脈・千葉麗子 対談本「悲しいサヨクにご用心!」読書感想

個性の強い保守派
三名の対談なので、
そりゃもう、
そっちの方に向かうのは、
あたりまえっちゃぁ〜
あたりまえw

この本を買うとき、
妻が傍にいたのだが、
表紙の絵を見て、
非常に怪訝な顔を
された(^^;
はすみとしこ氏が、
漫画調で三名の似顔絵を、
コマ割りで
レイアウトしてるのだけど、
確かに、怪しい漫画本に
見えなくもない(^^;

倉山満さんについては
この前読んだ
「嘘だらけの日仏近現代史」が
すんげぇ面白かったので、
これ以前に書かれた
嘘だらけシリーズも
全部読んだw

杉田水脈さんは保守右翼で、
自民党の国会議員ですな。

千葉麗子さんは、
タレントだったのだけど、
2011年の東北大震災
のおりの原発事故に、
大変なショックを受け、
原発反対の狼煙をあげて、
反対運動家の
仲間に加わり、
タレントという
知名度やルックスが
理由で、担ぎあげられ、
国会前で
シュプレヒコールを
上げる迄に、
極左化したんだけど、
たぶん、極左思想が
あって極左になった
のではなく、
本当に、原発は嫌だ!
って思いだけで、
そっちのグループに
入ったんだろうね。
内部の矛盾や
ドロドロに辟易して、
「やってらんねぇ!」
とマイクを叩きつけ、
左翼を脱退。
勢い余って
極右的な発言が
多くなってしまっている人w
「さよならパヨク」
「くたばれパヨク」
と、毒吐きまくりw
回りの優しい
右翼な方々のおかげで、
マイルドになってきては
いるようではある。

実は、左翼のことを
カタカナで
サヨクと書いたり
パヨクとかプサヨとか
書くのは好きじゃない。
奴らだって、
右翼の事を
ネトウヨとか
書くじゃないか!
という言い分には、
耳を傾けたくない。
相手のレベルに
合わせて自分の品を
下げるこたぁない。
と思うから。

本の内容的には、
左翼の悪口を
面白おかしく
ダラダラ談義している。
というモノではない。

まあ、軽口的なノリで
無いとも言えないが(^^;
よく話が脱線しても
いるけどw、
倉山さんも杉田さんも
分析力には長けているので、
左翼って
こうあるべきじゃない?
っていう話や、
保守の中にも
ある矛盾についても、
会話されている。

「愛国」を口にすると、
右翼。
という烙印が
押されるってのは、
本当に不思議な
現象だよなと思う。
では左翼は日本を
愛してないの?
という疑問が
当然出てくる。
左翼の人だって、
日本を良くしたいと
思っているんじゃないの?
日本は、過去に
悪い事をしたから、
無くなってもいい。
というのが、
左派の考え方なら、
歴史上、過去に
悪いことを
していない国って、
どこよ?
という話になり、
つまり、
この世のすべての国に
存在意義はない
ということにまで
なってしまわない?

愛国と関係あるかどうか、
ちょっと微妙だけど、
聖書の「使徒の働き」の
登場人物に、
パウロ(サウロ)
という人がいて、
彼は自分を、
「生まれながらの
 ローマ人です」と
いう場面がある。
クリスチャンは
国家に帰属しないんだ
という信者の方は
このセリフを
どのように
受け止めるのだろうか?
何故か、
キリスト教会では、
左派思想が強い方々が
多いようで、
あまつさへ宗教弾圧の
急先鋒である、
共産党を支持する方が
多いようなのが
不思議でね。

国家という単位ではなく、
イデオロギーという単位で、
人は有るべきだと
考えているのかしら?と。
そうなると、
パウロの生まれながらの
ローマ人発言は、
許されざる宣言
ということに
なっちゃうのだけど、
大丈夫?と。

「たたっきったる!」
とか「死ね」とか、
「おまえが国難」とか、
誰かを暴力的に
誹謗するのではなく、
左翼の方々には、
今一度、自分たちは
何故左翼なのか、
何をしたい者たちなのか
を熟考して
いただきたいと思う。
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