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2020年03月29日12:36

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カラオケ一等賞

過去の栄冠ではあるけどw

C社の始めての社員旅行が、
ハウステンボスに決まった。
そこでの、夜の会食パーティーで、
風船マジシャン
(長細い風船をクルクルまわして犬とか作る人)
の退屈な時間を過ごした後、
カラオケ大会が行われた。

流石に社員全員が歌ったのでは、
朝までかかっちゃうし、
歌いたくない人もいるだろう。
ということで、
歌うのは一テーブル(5~6人掛け)から
一人づつ選出して代表で歌うことに。
で、誰が一番巧く歌うかを
テーブルごとで予想させ、
歌い初めとなる。

実は僕はC社に入るまでカラオケは
一回一曲しか歌った事が無くて、
コンパイルに入社してから
社長にほぼ強引に誘われて、
カラオケに行くようになった。
実は、僕はキリシタンでもあって、
賛美歌を歌う事が多かったので、
音感は有ったらしい。
社長からもお褒めの言葉を頂いた。
そんなこんながあって、僕のテーブルは
そのことを知っている面子が
座っていたので、歌うのは僕と相成った。

カラオケをフルコーラス歌うのも
それなりに時間がかかるということで、
ワンコーラスのみというルールもできた。
あんまり巧くない人、
そこそこ巧い人と何人かが歌ったあと、
僕の番となったわけだが、
僕のぴたテーブル以外、
誰も僕を押すテーブルは
無かったのだが、
僕の歌う歌が、
KATSUMIの危険な女神。
会場がどよめいたさ。
だって難しい歌だもの。
歌い始めこそシーンとしていた会場が、
歌が進んで行くうちに、
満場の手拍子に変わり、
ワンコーラスのみ
だったはずのルールが吹っ飛んで、
フルコーラス歌うことに。
歌い終わったら、
盛大な拍手が沸き起こった。

僕の後にも二人歌うのだが、
とても嫌そうだった。
大会が終わり優勝は
僕のいたテーブルのみとなり、
景品を貰うことに。

「そんな巧いとは思わんかった〜」とか
「卑怯すぎる」とか賞賛された。
その後は、それまで
カラオケに誘ってくれなかった方々も
僕を誘ってくれるようになり、
六日間で七回カラオケに行くこともあった。

C社を止めてからは
殆どカラオケに行かなくなり、
今は、ぜんぜん声も出ないし、
音程も合わないしで、
ボロボロ(TT
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