「風が吹けば桶屋が儲かる」ってのは、
ことわざなわけけだが、
まあ、「因果応報」とか、
「情けは人のためならず」とか、
もっと分かりやすく言うと、
原因と結果みたいな。
何か事が起きると、
巡り巡って思いがけない
意外なところにも影響が出ること。
という解釈が一般的。
詳細には諸説あるんで、あれだけど、
ウィキで調べてなるほどねぇ〜と思った。
一番短い巡りは、
風が拭くと、
桶が飛んで壊れ、
新しいのを買うから桶屋が儲かる。
というわずか三段階。
一般的には
1.大風で土ぼこりが立つ
2.土ぼこりが目に入って、盲人が増える
3.盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
4.三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
5.ネコが減ればネズミが増える
6.ネズミは桶を囓る
7.桶の需要が増え桶屋が儲かる
という7段階ってことだが、
アンサイクロペディアの手にかかると、
4000項目越えの段階を踏んでもまだ、
桶屋が儲かるところまでには到達していなしw
今日現在、4580段階で「使い方を間違える」
というところで止まっているw
まあ、冗談はさておき(^^;
どうも、この「桶屋」の話は、
江戸時代の小噺が期限らしい。
しかも、この小噺、
桶屋をやったら儲かるだろうけど、
そのための立ち上げ資金がない
という落ちで終っている(^^;
本当は因果応報とか、
巡り巡っての話じゃなくいわゆる
「取らぬタヌキの皮算用」的な
話だったんだなぁw
欧米にも、「バタフライ理論」というのがある。
「中国で蝶が羽ばたいたら、
アメリカでハリケーンになる」とかいうやつ。
ジュラシックパークで数学者が、
カオス理論の説明の時にこの話をしていた。
C社にいた時、
「風が吹けば桶屋が儲かる」って言ったら、
それって何?って言われたことがある。
テレビのクイズ番組とか見ても、
ことわざが問題に出たら、
意味が分からず、答えがいえない場面をよく見る。
時代の流れだとはいえ、寂しいねぇ。
ためになることわざも多いのに。
言葉の誕生過程はともかくも、
「風が吹けば桶屋が儲かる」は心理だと思うんだ。
すること、言うこと、書くこと、聞くこと、
それらすべてが、
何らかの結果を生むということ。
その結果がすぐに来るのか、
回りまわって時を置いてくるのかは、
様々だろうけど。
ログインしてコメントを確認・投稿する