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2020年02月29日15:34

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風が吹けば桶屋が儲かる

「風が吹けば桶屋が儲かる」ってのは、
ことわざなわけけだが、
まあ、「因果応報」とか、
「情けは人のためならず」とか、
もっと分かりやすく言うと、
原因と結果みたいな。

何か事が起きると、
巡り巡って思いがけない
意外なところにも影響が出ること。
という解釈が一般的。
詳細には諸説あるんで、あれだけど、
ウィキで調べてなるほどねぇ〜と思った。

一番短い巡りは、
風が拭くと、
桶が飛んで壊れ、
新しいのを買うから桶屋が儲かる。
というわずか三段階。

一般的には
1.大風で土ぼこりが立つ
2.土ぼこりが目に入って、盲人が増える
3.盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
4.三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
5.ネコが減ればネズミが増える
6.ネズミは桶を囓る
7.桶の需要が増え桶屋が儲かる

という7段階ってことだが、
アンサイクロペディアの手にかかると、

4000項目越えの段階を踏んでもまだ、
桶屋が儲かるところまでには到達していなしw
今日現在、4580段階で「使い方を間違える」
というところで止まっているw

まあ、冗談はさておき(^^;
どうも、この「桶屋」の話は、
江戸時代の小噺が期限らしい。
しかも、この小噺、
桶屋をやったら儲かるだろうけど、
そのための立ち上げ資金がない
という落ちで終っている(^^;
本当は因果応報とか、
巡り巡っての話じゃなくいわゆる
「取らぬタヌキの皮算用」的な
話だったんだなぁw

欧米にも、「バタフライ理論」というのがある。
「中国で蝶が羽ばたいたら、
アメリカでハリケーンになる」とかいうやつ。
ジュラシックパークで数学者が、
カオス理論の説明の時にこの話をしていた。

C社にいた時、
「風が吹けば桶屋が儲かる」って言ったら、
それって何?って言われたことがある。
テレビのクイズ番組とか見ても、
ことわざが問題に出たら、
意味が分からず、答えがいえない場面をよく見る。
時代の流れだとはいえ、寂しいねぇ。
ためになることわざも多いのに。

言葉の誕生過程はともかくも、
「風が吹けば桶屋が儲かる」は心理だと思うんだ。
すること、言うこと、書くこと、聞くこと、
それらすべてが、
何らかの結果を生むということ。
その結果がすぐに来るのか、
回りまわって時を置いてくるのかは、
様々だろうけど。
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