ネタバレ注意…φ(..)
今日は劇を観に行く日。
今回の劇は『みすてられた島』。
戦後のイザコザで、突然本土から切り離されて独立国にされてしまう島を舞台にした劇。
1ヶ月後に独立することが決まり、島長の家で新しい憲法を決めようとします。
島長・漁協組合長・市場組合長・島議会議院・法律に詳しい先生・島の唯一の会社の社長…が集まり、憲法を議論する前半パート。
難しいことは分からないけど、なんとなく先生の提案に反対する漁協組合長。
『島長がそう言うなら俺も賛成だ』しか言わない市場組合長。
取りまとめ上手な社長。
憲法は本土の憲法を叩き台にして、議論が進んでいきます。
途中『他国から攻められたらどうする』とか『武器を買うにはお金がかかる』という議論になったりと、憲法を作るのは色々考えないといけないんだなと感じました。
あと『独立国になると言えば、今いる島民が本土に流出してしまうから告知はしない』とかでも議論になります。
どちらの議題も社長が丸く収めます。
他国から攻められたらについては『島の周辺の国は本土だ。独立させておいて武力で侵略することは考えられない。だから軍隊はいらない』と言います。
島民の流出に関しては『出ていく島民もいるが、本土から島に来る人もいるから大丈夫』と言います。
社長の説得力スゲー( ̄▽ ̄;)
そこまでで前半終了。
後半は1ヶ月後の話で『明日は独立記念日』だの『本土に帰る船の最終日』だったりで慌ただしい雰囲気。
後半は群像劇でしたね。
・漁協組合長が浮気をしたせいで離婚していたのですが、別れた奥さんや息子とも分かり合えた。
・結婚を反対されていた島長の娘と漁師の恋が認められる。
・浮気相手が島で肩身の狭い思いをしていたが、誤解が解ける。
クライマックスに向かってハッピーエンドにしようとしていると思いきや、どんでん返しが発生。
浮気相手と付き合っていたが、親の反対がすごい島長の息子。
本土に帰る船に乗るために、島長の家から出ようとする浮気相手。
その足にしがみついて『行かないでくれ』と懇願する島長の息子。
…お前クールなキャラじゃなかったのか( ̄▽ ̄;)
色々あったけど、結局船に乗って行ってしまった浮気相手。
旗を振ってベランダから船を見送る島長と、失望のあまり崩れる島長の息子。
そのシーンで終了。
島長の息子もハッピーエンドにしてあげて(´Д`)
前半と後半で雰囲気が違いすぎる劇でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する