(*´・ω・`)b ネタバレ注意
本屋に行ったら『今読んでほしい厳選22作品を集めました!!』ってコーナーがありました(*´・ω・`)b
そこにあった、表紙の気になる漫画がペリリュー 楽園のゲルニカ。
絵柄がゆるキャラ風なのに、内容は第二次世界大戦のペリリュー島の戦いを題材にしたお話です。
しかも、戦争の悲惨さが伝わってくる話です。
戦争から生きて帰れると思っている、他人を殺す覚悟も秀でた能力もない主人公。
戦場で出会う、様々な考えを持つ人々。
戦闘機から隠れようとした時の事故で亡くなる人。
敵にとどめをさそうとして手榴弾に巻き込まれる人。
元々生きて帰れると思っていない人。
能力が高いため活躍するけど、実は心が弱い人。
史実の通り、作中でも日本軍はアメリカ軍の物量や兵器の性能差で劣勢になり、集まった生き残りが生きていくために命を削っていきます。
薬もない・食糧も乏しい、しかも水場をアメリカ軍に察知され罠を張られるという絶望的な状況下で執った作戦は『重傷者は自決・動ける怪我人は敵の的になり・精鋭部隊が狙撃場所を特定し、反撃している間に水を水筒に入れる』というもの。
平和な世界であれば『たかが水』で済んでしまうのに、水を得るために多くの命が散らなければならないという悲しい悲しいお話。
作中では『ペリリュー島が敵に奪われれば、日本の生命線であるサイパンが奪われる』そのために戦っていたのに、サイパンが直接攻撃され先に陥落します。
日本兵への投降を呼び掛けるビラが撒かれ、謎の言動をしながら単独行動をする日本兵がいたり、一体どんな風に終戦を迎えるのか気になりますね。
単独行動している日本人が投降して、見返りに主人公たちが隠れている洞窟の場所を教えて、襲撃された末に集団自決…とかありそうな気がします(´-ω-`)
どうなるんでしょうね?
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