蜜蜂さんは凄い

今日はノッポ先輩の指導でりんごの花粉採取してきました(*´･ω･｀)b

りんごは自分の花粉では受粉して実をならせないんだそうです。
…どういうことやねん(´・д・｀)

でも果樹セミナーでも同じことを言ってたから、そうなんでしょうね。
そういうわけで、受粉させたい品種が開花する少し前に開花する他品種の蕾を摘んできて、開葯機ってのを使って花粉を取り出します(*´･ω･｀)b

りんごの花は、中央に１つの大きなやつと、その周りに５つの小さめなやつが咲きます。
理想で言えば中央の花がしっかり受粉してくれると、大きくて形の良い実がなるそうです(o・ω・o)
逆に言うと周りに咲いてる花は花粉採取用に採っても良いみたいです(*´･ω･｀)b

力を入れて引っ張ると、中央の花も込みで全ての花が取れてしまうことがあります。
そんなわけで人差し指で花を押さえながら、親指の爪をたてて切断します。

…慣れてないせいか、凄く痛いです(´-ω-`)

とりあえず２時間やってましたが、必要な量の半分くらいしか採れませんでした｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

蜜蜂がいれば何もしなくても受粉してくれることを考えれば、蜜蜂さんのありがたさに涙が出ますね。

しかしノッポ先輩って仕事が丁寧です(*´･ω･｀)b
ノッポ先輩は品質の良い果物を作るのですが、秘訣を聞くと『特別なことはしていない』って言うんです。
でも一緒に仕事させてもらって良く分かりましたが、手間を惜しまずに基本を守ることで良いものを作ってますね。

『蕾→花→実』って変化する時に、凄いエネルギーを使うそうです。
ノッポ先輩はしっかり摘蕾してエネルギーを残った蕾に集中させ、人工受粉をすることで余分な花は実になる前に摘んでしまうことでエネルギーを集中させる。

基本にして王道。
やるべきことをしっかりやれば良いものを作れるってことを体現してます(*´･ω･｀)b

尊敬しますね(o・ω・o)