本日1日、『田舎暮らしの本』1月号が発売になる(表紙はカゴケースの中で佇むニャンコちゃん)。私は2つの企画に関わった。1つは第1特集「別荘・リゾート地で快適に暮らす」で、群馬県の浅間高原で別荘定住しているご夫妻を取材。2人とも積極的に社会
野菜スープがブームになったのは何年前の話だろうか。病気が治るといった類の話はともかく、野菜スープが体にいいのは事実。野菜を煮ることで細胞が破壊され、内部にある栄養素やポリフェノールが消化しやすくなるからだ。さらに抗酸化物質や水溶性食物繊維
「田舎で起業」は友人で同業者の森林ジャーナリスト・田中淳夫氏がかつて出版した本のタイトルでもあるが、10年以上前から新しいライフスタイルとして注目されてきた。とくにリーマンショック後はいくつかの中央省庁が「ふるさと起業塾」といった制度を導入
25日の朝日新聞「be」で、喜多方市山都町の「本木上堰」のことが詳しく紹介されていた。江戸時代からの農業用水路のことだが、ここで地域活動をしている浅見彰宏さんは震災前に取材させていただいたことがあり、この由緒ある堰も散策。私が移り住んだ阿
私の知り合いにもベジタリアンはいたが、あとで良く聞いたら「肉も少しは食べてますよ」という。宗教上の理由がある人はともかく、日本人の大多数は肉食を好んでいるようだ。農耕民族と言われる日本人だが、旧石器時代にナウマンゾウやマンモスを食べていた
そういえば山本家にも火災警報機が2個配られたな、と思いだしたのは朝日新聞で警報機の記事を読んだから。新築は2006年6月、既存の住宅は11年6月までに全住宅が義務化されたのだ。だから7年くらい前には配られたのだろう。でも、そんなことはすっ
最近の英科学誌「ネイチャー」の発表によると、貧富の格差は新大陸では2500年ほどで止まったのに対し、旧大陸ではその後も広がり続けた。馬など家畜にできる動物がいたかどうかが、運命を分けたのだとか。人類がアフリカ大陸をルーツとするのは有名な話
移住者を年に1%ずつ増やせば地域の人口は安定する、という持続可能な地域社会研究所所長の藤山浩さんの理論はマスコミで良く取り上げられるので、私も存じあげている。実際に島根県邑南町ではその実験的な取り組みが行われており、このままでは505人の
常磐線の竜田−富岡間は再開したばかりだが、このルートで新しい情報が飛び込んできた。楢葉町と広野町にまたがるJビレッジで新しい駅をつくるというのだ。双葉地方町村会の会長も務める楢葉町の松本町長と鈴木副知事がJR東日本の水戸支社を訪ね、要望書
ピーポーピーポーと救急車のサイレンが聞こえると、田舎の人はすぐに「何があったんだ」と反応する。それが自分の部落ならなおさらで、「○○さんだべ」「いや、あそこのバッパは最近調子が悪いって聞いたぞ」と噂話になるのに数分とかからない。向こう三軒
(思い切り朝寝坊)縁起物だと思って私が買ったボージョレ・ヌーボーは、ミニボトルで980円。新聞報道によると、案の定、ボージョレの輸入量は減っているらしい。今どきこの価格ならオーストラリアやアメリカ産でもそこそこ上等なワインが手に入るし、まし
福島県の佐藤雄平前知事は大学の先輩でもあったので、震災前は何かとお世話になった。震災後は撮影で一度お会いしただけだが、もし叶うなら聞いてみたいことが1つある。イチエフの3号機のことだ。原発事故後、あんまり騒がれなかったけれど、実は2010
田舎暮らしのニューウェーブとして注目されてきた「孫ターン」。これは自分の両親あるいは祖父母の住む地域に移住する孫たちの動向を指す。近年は認知度が高まり、その推進事業に乗り出す自治体も出現してきたほどだ。このライフスタイルの最大のメリットは
先週の土曜日、久々にご近所から飲み会に誘われた。私はその一昨日に取材を終えたばかりで、原稿書きの真っ最中。でも、残り3ページまでたどり着いたので、少しは息抜きするかと夫婦で参加。場所は歩いて行ける都路の旅館である。その1階が炉を囲む部屋で
別荘地に定住する「別荘定住」という言葉が流行ったのは10年以上前。私は田舎暮らしの専門家だから、そのライフスタイルを田舎暮らしとは呼びたくない。地域社会とは距離をおくので、あくまで「別荘ライフ」だ。しかし、そうとも言いきれない事例を群馬県
北海道から戻って翌日は福島の原稿書き、休む間もなくその翌日は信州である。向かった先は長野県のほぼど真ん中にある「学者村別荘地」。いやー、懐かしい名前だ。私が田舎暮らしの取材を始めたときにはすでに存在していた行政の借地権分譲地で、資料を見る
FBのお友だちに指摘されるまで会津でハッカを栽培している事実を知らなかったが、ハッカといえばわが故郷の北見市である。明治時代から作付が始まり、昭和13年頃には世界の生産量の70%を占めるハッカ王国だったのだ。戦後は輸入ハッカに押されて凋落
何とか取材日と重ならなかったが、羽田から郷里の北海道へ飛ぶ飛行機は12時35分。8時半には家を出なければならない。しかも、3連休の初日で混雑が予想される。今度は妻も同行するので、万が一にも遅れないよう細心の注意を払った。郡山駅東口付近の駐
11月上旬は、近年でも記憶がないほど多忙になった。福島在住ライターの私が福島取材を最優先するのは当たり前だが、それを上回る重要なセレモニーがあったのだ。父親の1周忌法要である。私は身内だから、これに出席しないことは許されない。編集部には事
(長い長いお休みをいただいた報告は追い追いするとして)最低限の生活費を保障するベーシックインカムについては私もブログで書いたことがあるが、あのホリエモンがNHKのインタビューで「健全な社会であり続けるためには、それをやるのが最適格だ」とコメ