いまタケノコの美味しい季節。阿武隈山系ではアクの少ない淡竹(はちく)が収穫できるが、太い孟宗竹もあちこちで見かける。こちらはあく抜きが必要だが、米ぬかを加えて茹でると、えぐみが消滅。今回はそのタケノコを使い、若竹煮を作ってみよう。若竹とは
カメラマンといっしょにロケすると、必ず出てくるのが「編集者から納品日を指定された?」という話題。みんな笑いながら「当然、『なるはや』です」と答える。なるはやとは、「なるべく早く」の略だ。カメラはデジタルの時代になって時間も短縮しているはず
相変わらず快進撃を続けているNHKの朝ドラだが、来春から土曜の放映をやめるのだとか。週6日・90分のドラマを半年間もかけて撮影するのがどれほど大変か、容易に想像が付く。実際のところ、観ている方も週6日はけっこうきつく、土曜くらい休んでくれ
東京を離れて約20年。ゴミの有料化は当たり前だとばかり思っていた。ここ田村市でも指定のゴミ袋は大きいもので10枚・200円以上するし、燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、ビン、缶、プラスティック類など種類も多い。きちんと計算したわけではないが、
日本維新の会が結成されて4年くらい経つのだろうか。当時は橋下人気もあって、政権を脅かすくらいの勢いがあった。その後はすったもんだあって巨大勢力にはなり得ていないが、目を覆うのは北方4島を訪れた丸山氏の言動。島を戦争で取り戻す是非について言
今日は都路小学校の運動会。福島県では鼓笛隊が演奏を披露するのが通例になっており、この1週間はグランドから賑やかな演奏が聞こえてきた。昔と違うのは、演奏する校歌が変わったこと。古道小と岩井沢小が合併してできた小学校なので仕方ないが、昔の校歌
下手なラーメン屋に入るより安くて美味いという理由で、幸楽苑を利用する機会は多い。社長が代わってから奇抜なCMを流したり、斬新なメニューを考案したり、パチンコ業界とコラボしたり、ユニークな取り組みが目立つ。それが功を奏したのか、今年3月の決
負動産という造語が生まれる時代にあっても、不動産投資で儲けようと企む輩があとを絶たない。シェアハウスなどに対する不正融資のスルガ銀行が有名だが、朝日新聞によると手口の1つとしてフラット35が使われたようだ。これは最長35年の長期固定金利ロ
ペットボトル、洗剤、買い物袋など、私たちのまわりにはプラスティック製品が溢れている。ここ数年、それが環境破壊につながることは盛んに報道されてきた。どれだけ効果が出ているかは不透明だが、この動きは日本だけに留まらない。つい最近、スイスで開か
自分が年を取ったせいで、儀式で呼ばれるのは葬式が圧倒的に多くなった。結婚式のほぼ10倍くらいだ。田舎は近所の人に参列をお願いする「キカセ」という習慣もあるので、余計に数が増えるのだが、いまは夫婦のどちらかが香典を持参するだけなので楽になっ
(思い切り朝寝坊)近所で大きな葬式が発生すると、私も帳場を頼まれることが稀にある。帳場とは、香典を受け取り、中身を確認し、香典帳を作製し、最終的には香典帳と現金に違いがないことを遺族に告げて渡す役割のこと。震災後はセンター葬が100%になっ
最近、産経新聞社とFNNが行った合同調査によると、女系天皇に賛成する人は64・2%(他の報道でも約7割)。ただ、女性天皇と女系天皇の違いを理解している人は半分にも満たなかった。皆さんはご存じだろうか。皇室典範では「皇位は皇族に属する男系の
わが家は少量の水でし尿を流す簡易水洗トイレ。大量の水を使う普通の水洗トイレが当たり前の生活から離れて、もう18年が過ぎてしまった。簡易水洗は定期的な汲み取りという面倒はあるものの、清潔感は保てるし、臭いもほとんど気にならない。でも、田舎の
昨年、大規模修繕中のリゾートマンションを取材する機会があった。そこは管理組合がしっかりしており、修繕積立金もある程度プールされていたから可能だったのだが、そう上手く行くところばかりではない。管理費や修繕積立金が滞納されていたり、所有者が行
滋賀県内で起きた保育園児の死亡事故。少しずついろんなことがわかってきた。信号が青なのに向かってくる直進車をよく見なかったと供述した女性。その真意は、「前に右折する車がいたから自分も行ってかまわないと思った」ということらしい。これには伏線が
先日の朝日新聞で、娘の結婚相手が被差別部落出身と突き止める父親の実話を紹介していた。いまから50年ほど前までは、「部落地名総監」なるものが銀行などの就職の身元調査に使用することが社会問題化していたが、その父親はネット検索であっさり見つけた
急に土門拳の写真集を目にしたくなったのは、郡山美術館で開催されている「フジフィルム・フォトコレクション展『私の1枚』」がキッカケ。木村伊兵衛の「秋田おばこ」の美しさに感嘆させられたが、土門拳の1枚は「弥勒堂釈迦如来坐像左半面相」。確かに日
日本は本格的な人口減少社会を迎えたわけだが、総務省の発表によると平成の30年間で減った子どもは787万人と判明。15歳未満の子どもが2320万人から1533万人にまで減ってしまったのだ。少子化という言葉に慣れた私たちでも、この数字を見ると
♪いつもの家賃で家が建つ〜じゃないが、「住まい買うか借りるか」という古くて新しい問題提起を朝日新聞がやっていた。「負動産」という流行語に寄与した朝日だけに賃貸が主流かと思いきや、849人にアンケートした結果、持ち家派が624人、賃貸派が76
琵琶湖畔の近くで園児が交通事故で亡くなる悲劇が起きてしまった。保育園側が開いた会見で記者の質問に腹を立てた人も多かったようだが、一部のマスコミ人の取材姿勢には呆れるばかり。園庭がない、ガードレールがない、といくつかの不幸な要因が重なったと
COUNTRY RECIPE 今回の素材は山ウド。山に自生する山菜の1つだが、畑に移植して栽培することも可能。そのため比較的長期間手に入る食材で、6月末くらいまで食べられる。山ウドの葉っぱのほうは天ぷら、根のほうは薄切りして酢味噌和えで食べ
私のウォーキングコースに今冬、「熊出没注意」の看板が現れたことは前に書いた。地域でもたまに噂になるが、「イノシシと間違えたんだべ」「行政から何の連絡もないしね」とみんな本気にしていない様子。私もやっぱり歩き慣れた道がいいと、たまに元のコー
10連休最終日の昨日、ブログに「空き家率について」というテーマで書いたら、なんと朝日新聞が一面トップで「空き家 強制撤去進まず」という記事を組んでいた。どうしていま頃と書き出しを読めば、「総務省は4月下旬、2018年の調査で、全国の空き家
総務省が5年に1度行う最新の「住宅・土地統計調査」によると、国内の住宅総数に占める空き家率の割合は前回の13・5%から0・1ポイント増えて過去最高の13・6%、戸数も26万戸増えて846万戸になった。前回の調査結果が一人歩きしたので、たぶ
(思い切り朝寝坊)私のブログネタで3本指に入る車やガソリンだが、それは田舎暮らしに直結する話だからである。残念なことに、昨年12月以来のレギュラーガソリン1リットル150円が迫達してしまった。全国平均では148円で、10週連続の値上がり。す
生前退位と即位でスタートした令和。10連休もあってお祭りムード一色だったが、5月2日の朝日新聞で久しぶりに背筋が伸びるような原稿を読んだ。小説家・金井美恵子の寄稿である。新聞でさえ西暦表記していると指摘したうえで、「あらゆるメディアに子ど
ちょっと変則的な休暇なので地域により5月2日と3日にまたがるが、『田舎暮らしの本』6月号が発売(表紙は今回は限定不能。別冊付録は「子パンダ劇場」)。私は3つの企画に関わった。1つ目は第1特集「300万円以下の別荘84」。全体のイントロ1ペ