今年も北海道のタマネギ

この季節になると毎年、北海道北見市にいる故郷の姉からタマネギが段ボールで１箱どんと送られてくる。北見は昔はハッカ、今はタマネギで有名だが、姉が送ってくるのは農家が有機栽培したもの。この辺では手に入りにくい野菜で、煮物・焼き物・天ぷらなどあらゆる料理に使えるので、かなり重宝している。

ただ、今年はちょっと異変があって、姉が「いつも送っているところは小ぶりなものばかりなので、今年は別の場所から送る」という。報道によると、今年の北海道はタマネギが大きくなる６月から７月にかけて雨不足のため、成長不良になったらしい。収穫量は例年の２割から３割減、価格は４割以上も上昇しているのだ。

わが家に届いたタマネギも小さいのかと思ったら、箱を開けてびっくり。例年と変わりないほど大きなタマネギが箱詰めされていた。さすが生産地に住んでいるだけあって、姉の判断に間違いはなかったようだ。娘が独立して夫婦２人だけの生活なので、これだけあれば充分。こちらから送った会津みしらず柿の方が先に届いているが、たぶん価格的には申し訳ないような差があると思われる。