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2021年10月24日10:14

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民泊はどうなる?

東京オリンピック需要も当て込んで民泊参入が急増したのは3年ほど前。私もいくつか取材したが、インバウンドに対する期待は大きかった。一方で、既存のホテルや旅館などは営業妨害ととらえたところが多く、民泊の営業を年間180日に制限。あやふやな空気の中でスタートした矢先に、コロナ禍が発生した。

観光庁の調査によれば、コロナ禍以前の利用者の7割強が外国人観光客。それが昨春以降に2割まで落ち込んでしまった。都会でも田舎でも撤退した業者は少なくないようだ。インバウンドを取り込むには外国語での対応が欠かせないが、福島県内の農家民宿でもスマホの翻訳機能で外国人観光客を迎え入れるケースが増加。農家の意気込みにびっくりした覚えがある。

それがコロナでほとんどパーになってしまった。それでも民泊を継続しているのは、国内客の掘り起こしを狙っている業者だ。コロナ禍でも自主隔離中の滞在先として申し込む人が少なからずいたらしい。生き残った民泊は、はたしてこれからどうなるのだろう。コロナ禍が思いのほか早く収束してインバウンドが回復し、そこに国内客のニーズが加わるのか、その逆なのか。来春までには先が見えてくるような気がする。

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