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2021年07月27日11:06

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ちょっとした優しさ

先月、月1回の通院日で内科を受診したら、担当の若い医者が「いやー、数値は悪いですね。長生きできないですよ。心配だなあ」と患者を脅かすようなことばかり言う。そこまで告知されたら、気分がいいはずはない。もう持病とは10数年付き合ってきたので、解決法の1つはわかっていた。ズバリ歩くことだ。私は肥満ではないけれど、体格の割にはウェイトオーバーなのだろう。そこで久しぶりに一大決心。1日1万歩のウォーキングを自分に課した。

この医者に重なって見えたのが、西村経済再生大臣である。これだけコロナで特定の業種が生きるか死ぬかの生存競争をしているときに、金融機関を利用して飲食店に圧力をかけようとした。日本国民はコロナ対策に疲れ切っており、飲食店の皆さんの苦労を自分事と捕らえている。ところが、この大臣は自分の仕事がすべて。灘校から東大、海外留学を経て通産省へ入った典型的なエリートらしいが、人の心までは読めないからあの発言が飛び出したのだろう。優しさのカケラもない。

いや、バカ大臣の話はどうでもいい。私は自分のノルマを8割以上は達成したので、次の検査結果に期待していた。0.5は落ちたかなと思っていたので看護婦に0.3と聞いたときは少しガッカリしたが、「いやー、山本さん。すごいですよ。1カ月で0.3はなかなか落ちないですから」と言われて急に温かい気持ちに。冒頭の医者も「このまま続ければもっとよくなる」と別人のように話したが、この日に私を救ったのは紛れもなく看護婦の優しい一言だった。

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