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2021年07月22日10:27

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盛土と土石流

熱海の土石流が盛土と無関係でないことは、静岡県の副知事が明言している。事態が収まるまで最終的な検証は待たねばならないが、今回のケースはある意味でわかりやすい。宅造法では1m、2mといった盛土や切土が基準になるものが、宅地でなければ静岡県の条例で15mとなり、2006年に谷間の土地を取得した不動産業者はそれすら平気で法律違反を犯して土砂を不法投棄した。その土量は約5万4000㎥。深さが50mくらいある野球場のグラウンドに匹敵する土量だ。それを土堰堤も設けず標高300m以上の谷間に埋めれば、いずれ崩れるのは当たり前だろう。

さらに悪質性が高いのは、その不動産業者が土砂とともに産業廃棄物も捨てていたこと。その事実は市が確認している。バブル時には別荘地で産廃の不法投棄が社会問題化したことはあったが、これほど大規模な事例は聞いたことがない。国交省によれば3000岼幣紊梁腟模盛土造成地は全国に5万950カ所あるというから、似たような場所が全国各地に存在している可能性は充分にある。もう1つ気になるのがメガソーラーの存在だ。新聞の航空写真を見る限り、隣の峰にあるようだが、保水力を低下させた森林伐採跡地から地下水が流入した可能性もある。かねてより太陽光発電の盲点として指摘されてきたことが、現実に起きてしまったのかも。

これだけ多くの人命が失われ、100軒以上の家屋が倒壊したのだから、もはや自然災害と片付けられないだろう。直接的な原因は最初に土地を取得した不動産業者にありそうだが、すでに会社は存在していない。それを買い取った業者も、不法投棄の疑惑が報じられている。その事実も市は把握していたようだ。行政がやったことは、盛土の崩壊を防ぐために段差を付ける指導をしただけ。以上が事実だとすれば、自治体の責任も問われる案件になりそうだ。

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