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2021年07月20日09:55

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田舎暮らしと盛土−その1

熱海の土石流の検証が始まっているが、いまの時点で言えることは盛土が悪いとは限らないこと。盛土=人工地盤ではなく、昔の火山灰でできた盛土だってある。平坦な道や農地をつくるには盛土が不可欠であり、その安全性の対策は充分に研究されてきたこと。熱海の話はおいておくとして、田舎暮らしでも盛土という工法は珍しくない。身近なところから紹介していこう。

田んぼの中に家が建っている風景、北陸の散居村でなくとも小規模なものはどの農村でも見られるはずだ。見分けは簡単。田んぼより1mくらい高いところに家が建っていれば、それは明らかに盛土。農地転用には難しい法律が絡んでくるが、土木の技術としてはそんなに難しい理屈でもない。

田んぼを宅地に変えるには、まずジメジメした湿地でなくする必要がある。泥土をほかへ運ぶのがいちばん確実だが、それができないときは水抜きをしなければならない。それが暗渠排水だ。いまは穴あきのコルゲート管を埋設するのが一般的で、そこに水を集め敷地の外に排水する。地盤が安定してきたら盛土をするが、すぐに家は建てない。さらに地盤の安定を待ち、場合によってはコンクリート擁壁も設置する。小規模な盛土の宅地開発だって、ここまでやるのだ。明日も盛土の話を続けよう。

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