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2021年02月28日10:34

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調剤薬局放浪記

行きつけの薬局のおばちゃんから「廃業する」と聞いて驚いたのは3年近く前のこと。ここには震災のときにも大変お世話になったので、ショックは大きかった。その原因の1つは近くのクリニックの移転予定と聞いて、仕方がないと思ったものだ。ただ、私は新しい薬局を探さねばならない。最大の条件は暇な内科クリニックが近くにあること。それで時間が大幅に短縮できるからだ。ネットで調べて、それらしき薬局を選んだ。

クリニックの移転は2年くらい先の話で、とりあえずは薬局の変更だけで済んだ。しかし、そこは個人情報をしつこく聞いてくる。2つの医療機関の通院でヘトヘトになっている身には、いちいち検査結果など教える気力もない。そこで、ある情報源を頼って再び薬局を変更。いまでもお世話になっているが、余計な質問はしてこないし、世間話もできるし、庶民的で私には向いている薬局である。

ただ、1つだけ不便なのは通っている眼科から少し離れているので、たまに備蓄していない薬があること。治療法が変わって緊急性があるときは、取り寄せてもらって後日に取りに来るというわけにもいかない。やむなく、眼科の近くの薬局を利用することもある。最近、県立医大のお世話になった話を書いたばかりだが、近くに調剤薬局はなく、FAXで行きつけの薬局に処方箋を送るシステムにはびっくりした。おそらく民間の薬局では不平等になるという配慮なのだろう。でも、行きつけの薬局にその薬はなく、その薬剤師のアドバイスも受けながらまったく見ず知らずの薬局を利用した。数えてみたらこの2年半で5カ所。まったく予想外の展開だ。

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