新しい通行禁止

お巡りさんから地域住民に事前の説明はあったのだが、新しい通行禁止ができた。都路大橋から下って右折する道路である。さっそく新しい道路標識ができており、直進と左折以外はできないというマーク。お巡りさんの話によると、「私が赴任してから２年余りで３件の事故が発生しており、追突も起きている。危険があるということで変更しました」とのこと。私もここで事故が起きていることは聞いていたので、その話にウソはない。

ただ、実はその道路、私が「都路名物　意味のない冬季通行止め」と指摘してきたルートなのだ。毎年１２月〜３月だけ通行止めのガードができるのだけど、脇が開いているから遵守する人はほとんどなし。距離にして１００ｍもないが、そこそこ急坂なので、追突してしまう人もいるらしい。もっとも、上るのはかまわないそうで、地域住民以外の人にはちょっとわかりにくい道になりそうだ。

この道路の真ん中には，私も親しくしている地域住民の家がある。その家主から聞いた話によると、「大昔、その合流点のあたりで自殺した女性がいる」とのこと。おそらくお巡りさんもそんな逸話は知らないはずだが、家主は建築後にその事実を知ったのだろう。まあ、死亡事故が起きたわけではないし、単なる偶然だとは思うが、因縁めいてはいる。そこを通過しなくても国道には進入できるので、冬以外も通らない道になってしまいそうだ。