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2020年01月24日08:40

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魚種交代に発展?

サンマパーティこそ中止にならなかったが、昨秋のサンマの不漁は半端でなかったらしい。8月から12月までの漁獲量は4万517トンと前年比で66%も落ち込んでいるのだ。秋になれば恋しくなるものの、どうしても食べなければならない魚でもないので、この傾向が続くようなら本当に高級魚になってしまうかもしれない。

実は、漁獲量が減っているのはサンマばかりではない。5年前と比較して秋鮭は60%、スルメイカは64%も減少しているのだとか。逆に、マイワシは2.3倍も上昇している。これを魚種交代というが、エサが変わることも意味するので、サンマの漁獲量にも影響が出る可能性があるのだ。

よく指摘されていることだが、サンマ漁は中国や台湾でも盛んになっており、もう日本だけの秋の風物詩ではない。ただ、これだけ資源が枯渇すると、ただの奪い合いだけでは済まなくなる。というわけで3カ国の間で話し合いが行われ、2015年に資源を管理するための組織が設立された。ところが、19年度の枠は55万6000トンと18年の漁獲量43万トンを超過。これでは何の効果も望めない。サンマの不漁はしばらく続くと覚悟した方がよさそうだ。

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