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2019年11月17日11:33

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イカニンジンはなぜできた?

福島県中通り北部の郷土料理といえば、何といってもイカニンジン。いまでは福島のソウルフードでもある。北海道の松前漬けに似ているが、昆布が入っていないので滑りがない。松前漬けがおかずか酒の肴だとすれば、イカニンジンはサラダ感覚の漬け物といったところだろう。道産子の私には、最初から違和感はまったくなかった。

気になるのはそのルーツ。定説は1807年に蝦夷地の松前藩が梁川藩に国替えになった際、家臣がイカニンジンの存在を知り、1821年に再度、蝦夷地に国替えになったときに持ち帰って特産の昆布を加えて松前漬けになったというもの。つまり、イカニンジンが先だ。ところが、まったく逆の異説もあって、北海道の松前藩が現在の伊達市周辺に国替えになった際、藩士たちが故郷を忍び、松前特産のイカと、福島で多く採れたニンジンを合わせて食べたのが始まり。こちらは松前漬けが先なのである。

私はどっちでもいいが、福島の郷土料理は北海道の料理と縁が深い。会津の棒タラや身欠きニシンは、1808年から始まった会津藩の蝦夷地警備が始まり。両方とも干して郷土に送ることができたので、そこに会津の酒文化が合体したと言われている。その理屈でいえばイカも干してスルメになるので、福島が先と言えなくもない。ただ、会津の棒タラ煮は京都の郷土料理「棒芋」がルーツという説もあり、話が混沌としてくる。まあ、北前船は富山の昆布料理とも関係しているから、意外とみんな昔からつながっていたのかもしれない。

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