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2019年10月21日10:03

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日本の政治を改めて考える

香港、韓国と近隣の国で騒動が続いている。同じ括りができない難しいテーマだが、学生運動が盛んだった昔の日本を見ているようで、何か不思議な感じ。その後に日本の若者が三無主義になったのは、学生運動の活動家ほど資本主義に近づいたから。そういう歴史を見てきた世代には、騒動の終末がなかなか見えてこない。ただ、昔と違うのはネットが大活躍していることで、リーダーが見えない社会運動が展開されている。

日本だって、長期化した安倍政権に対する不満は渦巻いている。生活は一向に楽にならないし、税金は上がるし、格差社会は広がる一方。でも、日本は大統領制ではないから、仮に安倍政権に不信任案を提出して成立しても、首相の解散権で選挙して終わり。間違っても弾劾されるようなことはない。アメリカや韓国とは全然システムが違うのだ。

いまの近隣の動きを見ていると、日本は平和だなあと思わないでもない。少なくとも表向きは、民主的なプロセスで政治が動いているからである。でも、関電の1件ではないけれど、誰かが犠牲になってシステムそのものは維持されているように見えなくもない。世代間格差に対して文句を言えないような雰囲気もある。デモで死傷者が出るのは本末転倒ではあるが、何も言えなくなった日本国民も幸せとは思えないのだ。

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