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2019年10月14日08:30

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豪雨の車の危険性

取材が延期になった南相馬市で、福島県初の犠牲者が出た。25歳の若い市役所職員で、災害現場から帰宅中に命を落としたというから痛ましい。報道によれば「冠水で車が動かなくなった」と連絡があり、そのまま水死したという。小高川の氾濫と関係がありそうだ。南相馬は東日本大震災で多くの津波犠牲者を出した地域だが、そのとき助かった人が水害で亡くなるとは・・・本当に気の毒である。

台風が近づく前、ガソリンは満タンにという助言があちこちから聞こえてきた。実際、原発事故時のような渋滞まで発生したスタンドもあるようだが、とにかく避難するにはガソリンが必要。だから車で行動する人が多かったわけだが、河川の決壊などはいつどこで起こるかわからない。車さえあれば無事に避難できるとは限らないのだ。自宅でじっとしていた方が安全という場合もある。

今回の大規模水害でもはっきりしたが、車は水に弱い。水深がたった30cmでもマフラーが塞がれ、車が動かなくなる。そして、ドアを開けようにも水圧で開かなくなるケースも珍しくない。私は100円ショップで買ったハンマーを車に常備してあるが、仮に窓を割って外に出られたとしても、そのまま水に流されてしまうかも。おそらく津波のときも同じような現象が起きたはずだ。車さえあればとは思わないこと。これも今回の教訓である。

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