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2019年08月25日09:52

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最後の叔父の死

お盆休みで娘が帰ってきた最中、故郷の北海道から訃報がもたらされた。残っていた最後の叔父・公(たかし)さんである。2年半前に亡くなった父の4つくらい下だったと思うので、たぶん89歳か90歳くらいだろう。世間一般的には長寿の部類に入ると思うが、それでも私のことを「いってん、いってん」と呼んでくれた叔父さんがいなくなったのは本当に寂しい。

写真は私の父親の通夜の席で、叔父さんが献杯の音頭をとったときのもの。実は父とそっくりで、これからは顔を見るたびに父を偲ぶ存在になるんだべなあと思っていた。ところが、この1年後くらいから体調を崩し、長期の入院生活に。それを一人娘が看病していた。一時帰宅したときもあったが、快復の見込みはなかったようだ。

父は兄弟が多く、叔父さんや叔母さんが亡くなったときはなるべく葬式に足を運んでいた。叔父さんは公さんが最後で、住まいが千歳空港に近いから、いざというときは現地へ飛ぶ気持ちがなかったわけではない。ただ、時期的に身動きが取れる状態ではなかった。代替わりして従姉妹などの親戚は北海道や関西方面にたくさんいるけれど、福島で田舎暮らしをしている身で駆けつけるのは難しくなる。親戚も次第に疎遠になってしまうのかもしれない。

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