紀州熊野の丸山千枚田。
農業の危機の中で今も元気に頑張ってるここは日本三千枚田の一つである。
この棚田の始まりは定かではないらしいが
関ヶ原以後の検知ですでに2240枚の棚田があったと記されている。
その後明治になって2483枚の棚田があったということである。
棚田を作る石垣は野面積みで見事な景観を呈している。
かなりの昔から、人々の米作りにかける思いの強さが感じられる
原日本の風景ともいうべき景観である。
先日久々にここに訪れてみた。
そろそろ今年も春の稲作りの準備を始めるのか
土地の人々が作業着で集まってなにやら相談し、作業をしていた。
山から流れる清らかな水を引き入れてる1枚の田では
もういっぱいのオタマジャクシが孵化して群がっていた。
その水辺にはセリがいっぱい生えていて
春を感じさせられた。
棚田の名所の大岩を見るたびにあれはどけることができなかったんだと
当時の人々の苦労がしのばれる。
棚田の中の道をに上に登っていくと見晴らしのいいところの展望台には
マイクロバスと軽四輪のキャンピングカーが停まっていた。
その人たちとしばらく歓談。
さらに上に向かい最上部でまた眺めて全体が見渡せる向かいの山に向かう。
最後に全体を眺めて丸山千枚田散策を終えた。
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