秋探しの車中泊プチ旅

第一日目
生石高原のススキを見に行く。
標高870ｍほどの山であるが
山頂付近が一面ススキの原この時期楽しみな山である。
我が家から１時間半もあれば車で登れるのも魅力である。
ススキの原の風景を楽しんで山頂まで軽い山歩き。
山頂の三角点は
なんと一等三角点であった。

次に向かったのは
棚田百選にも選ばれている蘭島。
この前の大雨でがけ崩れが起きたのか
ちょうど蘭島展望台のところが通行止めになっていたが
駐車場に車を停め歩きで行った久しぶりの蘭島であった。

この夜は
温泉博士利用で無料入浴できる清水温泉を楽しみ
道の駅「清水」で車中泊。

第二日目
道の駅「清水」を後にして向かったのは花園村。
恐竜ランドに行く。
ここはかつての鉱山跡で坑道利用しての施設である。
子どもが来たら喜びそうだと思いながら
次の目的地日本一の串柿作りの山里(四郷の郷)へ。
ここの串柿を干す風景は
ぼくのお気に入りのこの地方の秋の風景で
ほぼ毎年カメラ持って出かけるところである。
四郷の郷というのは
和泉山脈三国山(標高885ｍ)の南斜面に点在するいくつかの集落の呼び名である。
この山里はお正月のお鏡の飾りである串柿作りが日本一の集落で
毎年この時期多くのカメラマンやTV局が取材、撮影に訪れている。

ぼくは今回はお気に入りの３集落に行って下山した。
この日の温泉はやはり温泉博士無料パスポートの犬鳴山温泉「山の家」と思って行ったが
その表示がないのに温泉博士利用は土日祝はダメだという。
表記がないがそういうので気分が悪くなって
他の日帰り温泉に行き、道の駅「愛菜ランド」で車中泊。

第三日目
金剛山と思っていたがロープウェイが今休業中と分かって山と葛城山に向かった。
ところがロープウェイ乗り場に行くと駐車料金が￥1000とある。
ロープウェイと合わせると￥2500あまりに高くつくのでそれもやめて屯鶴峯に行く。
大阪近辺の山好きの人には人気のダイヤモンドとレールの起点である。
ここはかつて1500万年以上前
二上山が活発に火山活動していた火砕流堆積物が固まってできた岩石からできている。
その景観を楽しんでから次に向かったのは馬見丘陵公園。
ここでやっとお昼を済ませたときには
金剛山の近くの紅葉が素晴らしい古寺を飛ばしてしまったことをすっかり忘れていた。
その後唐古、祭りでにぎわう鍵遺跡公園をちょっと覗いて明日香の日帰り温泉に行く。

第四日目
甘樫丘の駐車場からまず向かったのはキトラ古墳。
しかし月曜とあって壁画体験館は休館。
しかたなく外回りを散策して帰途につくが
金剛山のリベンジで泉葛城山に向かう。
久しぶりの国指定の天然記念物ブナ林をゆっくり散策。
その後下山したらとっくにお昼も回っていて食事。
帰り道友人の事務所の前通りかかったらたまたま事務所にいたので寄り道。
2年ぶりだったのでしばらく話して帰路についた。