mixiユーザー(id:65330814)

2019年10月17日02:24

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Spinner

自分は以前までヨーヨーをやっていた
今はとっくに辞めたが、人生で一番長く続けた物事だったと思う

小学生の頃に98年のハイパーヨーヨーブームが到来し、コロコロやおはスタでも随分取り扱っていたし世間全体でブーミングになっていた為、めちゃくちゃハマった
特に上手い訳でもなく、でも楽しくてダラダラと続けていた
やがてブームは過ぎたが、何時までも細々やっていた
ブーム過ぎたあとの値下げしまくったヨーヨーが買えた時は助かった(笑)

それからやったりやらなかったりで更に数年が経ち、インターネットも世の中に浸透した頃、ネットの動画にトップクラスのプレイヤー、いやスピナー達のプレイ動画が沢山見られ、それをよく見てたり、また練習したりしていた
その頃にはもう98年のハイパーヨーヨーとは比較にならない程ヨーヨーの性能自体が上がり、次元が違う世界に突入していた

それから更に数年が経ち、2010年
ちょっとだけ居た寮の文化祭に遊びに行った際に、人の前でちょっとだけ土壇場でやらさして頂いて、意外と好評を受けた
世界のレベルが高過ぎるためにトップの人達よりは赤ちゃんレベルの自分でも、何も知らない人々にとっては上手く見えるらしく驚かれた
そこで偶然見ていたおじ様が感動すらしてくれてずっと興奮して話し掛けられたり褒められた
その人は別の寮の一番偉いお方で、その縁あってその頃何もしてなかった自分はその人のやってる寮で半年間社会復帰活動をさせて頂いた

そこから、またヨーヨーを披露した元の寮に移り住み、休日にはmixiのヨーヨーオフ会何かに参加してみた(一回だけ)
そこではまた僕は赤ちゃんレベルで、猛者がゴロゴロいらした
最年少参加者は小学生の男の子で、その子がまたヤバイ、僕の5倍以上、いや10倍くらいはマジで上手かった

そしてしばらくして、福生の七夕祭りという町のイベントがあり、寮の一員として参加していた時に、ふと控え室でヨーヨーを披露したらまた場が盛り上がり何だかそれまでぎこちなかった初対面の方などが急に優しく接してくれて(向こうもめちゃめちゃ心を開いてくれた感じで)

僕の名前が高田(仮名)だとしたら「高田っち高田っち!」と呼んでくれたのが何より嬉しかった
そこで初めて名前を呼んで貰ったから「名前を知っててくれてたんだ」と思って
きっかけがヨーヨーでも、何か自分の人格を認めてくれたような気がした
そこから更に流れで、控え室の外はもう歩行者天国になってて人が歩いてごったがえしてる、原宿とかそんな感じに
そこへ出てヨーヨーを披露しようという事になり、丁度あったスティッチの薄い着ぐるみを着て、その着付けまで、高田っちと呼んでくれた寮長の娘さんが僕より張り切ってしてくれる程に盛り上がってくれて(笑)m(__)m

そうして簡易スティッチを着て遂に歩行者天国へ…!!
僕がプレイしている横で、その寮長の娘さんの旦那さんが実況してくれた(笑)
まぁ、そもそも何故ヨーヨープレイしていたかというと単に見せびらかす為ではなくその時寮で出していた屋台とかの客寄せ効果も見込んでの事なのだけどね

通りすがった女子高生とかに「スティッチじゃない!(笑)」とか浴びせられながらもプレイを続けていると、外国人に写真を求められた
福生は外国人が多く住んでいる、しかも多分ヨーヨーでじゃなくてスティッチで求められたんだろうね(笑)
ただもう色々と嬉しく楽しい事の連続で、最高の日だった


細く長くやっていたヨーヨーで色んな出会いや出来事があった
今は完全に辞めた、理由は単に飽きたからと、何時までも子供みたいな事をやっていたくないから
高田(仮名)君と言えばヨーヨーだヨーヨーだと言われるのもあれだったし、何よりヨーヨーよりもずっと好きな事を見付けた
歌と腕相撲、ダンスも
これはもうヨーヨーと違い死ぬまで永遠にやり続けるだろう

ヨーヨーは、今でも世界レベルのスピナー達のプレイ動画は好んで見ている
やっぱり凄いよ、めちゃくちゃ面白い、何でこれがマイナー競技なのだろうと思うくらい、暇あったらYouTubeで一回見てみて

ヨーヨーが唯一自分の人生で何か成果を出した事柄だから、それが他の事にも今繋がっている
長くやれば何か成し遂げるんだって、人間やれば出来るんだって事を。
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