自分が可哀想と思うか？

巷で良く自分が可哀想！と表現する者が数多である。
筆者はこれに対して非常に遺憾である！
何故遺憾に思うのか？
今回はそこに触れて考察して行こう。
先ず自分が可哀想と言う表現には色々な意味が含まれていると思慮するが、それらは実は取るに足らない問題である！と言っても過言ではない！と言う事に気付いていただきたい！
何故そう言えるのか？
それは、今から述べる事象を是非参考にしていただきたいからである。
先ず自分が可哀想と思う前に、朝当たり前の様に目覚めた事。
これについてどう思われるか？であるが如何だろうか？
目覚め。当たり前だろうか？
これひとつ取っても実は数多の奇跡的な事象の重なりによって発生した事象である事にお気づきであろうか？
具体的な例を持って解説しよう。
先ず健康でなければ、普通に目覚める事は不可能である！
ではその健康の素は何方が作ったのか？
或いは栄養士さん、或いは両親。はたまた或いは寮母さんなど、何らかの人の力添えを以てそれが初めて可能になる事にお気づきだろうか？
然り！何らかのその目覚めの為の日頃からの栄養管理に始まり色々な方との関わりによって初めてそれはなし得るのだ！
これだけ考えただけでも実に感謝な事ではないだろうか？
然り！世の中には明日をも知れず日々を過ごし、涙に暮れる毎日を過ごして命辛辛懸命にその命の灯火をつけ続けている！
そんな方々も数多の中で！我々日本人はそんな事露知らず！で生きていて！尚且つそのところに感謝が向かないくらいそれが当たり前！と思慮していること！それが！そもそも誤謬なのだ！
こうして考えてみると目覚めひとつ取ってもこんなにたくさんの感謝が溢れる中で未だ自分が可哀想と思慮するのか！と言いたいのだ！
然り！自分が可哀想などと思慮する者はそれ自体そんな考え方自体が陳腐で哀れなのだ！
目覚めひとつ取ってもこんなにたくさん感謝出来るのに！そこに感謝する事も忘れ！尚且つもっともっと！とくれろくれろを繰り返す！
実に愚かしくなはないか！
また、次に感謝を述べるとしたら、身の安全がほぼ確保されている事だ！
交通事故にでも会わない限り、我々日本人 の安全はほぼ確保されている！
何故そう言えるのか？
貧乏と嘆く前に貧困故にお金に纏わる問題からの解放に目がいかないか？
確かに貧困は苦の連続かもしれない。
しかし！身の安全がそれによって保証されている事は実に感謝な事である！
こうして見てみると、我々が今ここに居て生きている。
その事自体は実は感謝すべきであって決して可哀想などではないのだ！
如何なものであろうか？
それでも自分は可哀想か？