昨日の土曜日は、柏市の某デイサービスセンターでボランティア落語。
当初は「化け物使い」「しじみ売り」を演じようと思っていた。
しかし、このデイサービスでは、落語の最中に将棋をやっている音がしたり、
カラオケ室から音が漏れてきたりするなど、集中しにくいという認識の為、
長めの噺の「化け物…」と、人情噺である「しじみ…」はむしろ演じにくく、
「時蕎麦」と「犬の目」を演じることとした。
この二つの噺は、来年、三女の小学校で演じる予定である。
過去に何度も演じており、改めて練習を開始しているので、
ネタオロシ的な緊張感はなかった。勢いと乘りで演じられる噺だ。
「時…」の最初の方では、施設内がなにやら落ち着かない。
利用者さんの集中がイマイチなのである。なのでセリフを飛ばして、
適当でいい加減に進めてしまった気がする。
しかし、途中の間抜けな男が蕎麦屋に行く場面から「し〜ん」となり、
皆さんの目線を強烈に感じながら落語を演じることになった。
そばを食べる部分では、拍手が沸き起こり、笑いもあった。
分かりやすい噺ってのは喜ばれるね。「犬…」も笑いがあった。
落語を演じ終わった後に、利用者さんと一緒にお茶を頂いた。
「良かったよ〜。」と言って下さったお爺さんがいらした。
なにやら吉原云々ともおっしゃっており、心底落語が好きなのが分かった。
落語を始めるまで利用者さんは、坊主めくり、麻雀、将棋、囲碁をやってらしたが、
僕が噺始めると、将棋以外はピタリとやめて下さった。
最初からもっと集中してお喋りをすれば良かった。と少し反省をした。
次回は12/28(土)。やはり柏市内の某デイサービスセンターである。
この施設は人情噺は大丈夫。「化け物使い」「しじみ売り」を演じよう。
また、同じく柏市内の某有料老人ホームから、落語演じてください。
とお話しがあった。お正月的なイメージでのお誘いだったので、
1/3(金)だと出来ますよ。と返答をしておいた。
今年も沢山落語を人前で演じた。とことん練習もした。
地域の人達を楽しませることも出来ているような気がする。
船橋市内の地区の社会福祉協議会を紹介されたのは大きかった。
来年も落語で忙しくなりそう。練習も継続しなければならない。
人間関係があまり得意でない僕なので、一人で演じることが出来る落語は、
趣味としてとてもありがたい。
「花筏」「宿屋の富」の練習も開始している。
過去に演じてはいるが、今度はもっと上手くなると思う。
楽しみである。
林檎
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