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2019年05月10日20:34

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素人落語(5/10(金)平林、文七元結)

今日は休日。(その代わり明日明後日の土日は出勤。)
今日は午前中に掃除など、その後銀行その他に行き、車の点検もあった。
ボランティア落語は14:00〜。
忙しかったので、当日練習は車の点検中に、台本を読むだけに留まった。

今回は、自宅から車で10分程の特別養護老人ホームの中のデイサービス。
結構しっかりしている人が多く、杖の使用くらいで歩行が可能な方が目立った。
皆さん待ち望んでいたらしく。CDで出囃子を流している時も手拍子などがあった。

噺のほうは「平林」は笑いが絶えない。何人かは内容を知っている人もいらした。
「文七元結」は演じている最中、遠くの方でお喋りが止まらないお婆ちゃんがいて、
困ったなぁと感じつつ集中が難しかった。

長兵衛が吉原で女将さんに、
「(貸した50両の返済は)来年の大晦日まで待つよ。
だけど、それまでお久ちゃんをうちの店で預かるよ。」を飛ばして先に進んでしまい、
落ち着いてもう一度そこから噺をやり直したりもした。

こういう間違いって、後になってどこを間違えたのかが分かる。
その時は訳が分からなくて、瞬間的にパニックになりそうになる。
適当に喋って落ち着くのを待ったら、なんとかやり直せた。
多分誰も間違いに気づかなかったと思う。

「文七…」の噺の途中で、一番前に座って聞いて下さっていたお婆ちゃんが、
後ろで喋っているお婆ちゃんに対して「大きな声で喋っていてうるさいねぇ。」
と言って下さった。それ以降、職員さんも気にかけてくれて、気に障るお喋りは終了。
やれやれ…。

今日は、噺に気持ちを入れる事が少々困難だったけど、
上手には喋ることが出来たと思った。
気持ちを入れられれば、満足度はピカイチなんだけどなぁ。落語って…。
まぁ、仕事がケアマネジャーなので、認知症高齢者も理解出来ないとね。

次回は5/14(火)。自分の職場の老人保健施設にて。
ところで昨日の仕事中、車いすの生活で言葉もままならないお婆ちゃんが僕を見て、
「この人、噺が上手なの。いつも一番前で聴いている。一番前よ。」と言って下さった。

まさか、そんな言葉を頂けるとは思わなかった。次も一番前にしてあげないと。
普段の仕事ではあまり気にならない利用者。こんな事を感じていらっしゃったのか。
と思うと、素人落語であっても責任や使命を感じる。

14(火)は、今のところ5月の予定ではラストだ。
(今月中にもう一回追加したいけど、まだ施設が決まっていない。)
楽しんでくださる利用者は大勢いらっしゃるけど、
その日は、その人(H田さん)だけの為に演じるつもりで落語を喋ろう。

H田さん。「文七元結」って泣ける噺ですよ。
14(火)は、貴方に向けて落語を演じますので、どうぞよろしくお願いします。
元気で長生きしてくださいね。心から…。

林檎








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