mixiユーザー(id:65279352)

2018年11月21日18:49

113 view

素人落語(きつかったよ!落語二席で六十分は…。)

今日はお休みで、近所のデイサービスにてボランティア落語。
演目は「片棒」「八五郎出世」の二席演じた。大好評であった。

妻と娘が仕事と学校なので、天気が良かった今日は、
布団干し、シーツ・枕カバーなどの洗濯などといった寝具のケア。
部屋の掃除や一般的な洗濯など、とても良く働いた。

そんな中で落語が午後二時からあるため、午前中に前述の二席を練習。
インターバルを開けたが、一つの噺が約三十分なので、
トータルで一時間は正座をしていたことになる。それが本番に響いたようだ。

特別養護老人ホームが併設されているデイサービス。利用者様は三十名程。
どちらかと言うと「片棒」の方が間違えやすい為緊張感があるのだが、
今回はとても調子よくお喋りが出来て、大受けだった。

さて「八五郎出世」は順調に喋りだしたのだが、
やはり午前中から正座をすることがあったため、左足首が吊りそうになったり、
右ふくらはぎが吊りそうになるなど、噺に集中出来ない。

なんとか足をずらしたり、上半身を余計に動かして、喋りながら吊るのを阻止。
ようやく落ち着きを取り戻したのですが、今度は喋っているうちに疲れてきた。
無理もないね。午前中の練習を含めると、合計九十分は喋っているからね。

噺も終盤に入ってきて、最大の見せ場(というか聴かせ場)になる。
八五郎が都都逸を語る場面(僕は小柳枝師匠バージョンです)。
いよいよラストに入る場面だ。

「止めてくれるな飲ませておくれ。♩♬しらふじゃ言えないこともある♬♪〜。」
の「止めてくれるな…」が出ない。なんとか流れを止めないように、
適当に「素晴らしい酒を飲みたいなぁ。」などと、訳の分からないセリフでつないだ。

誰にも分らなかったのは当たり前だけど、
あれだけ練習しても、本番で疲れが出たりすると集中力に欠けてしまう事がある。

疲れるとストレスが溜まり、不安も大きくなったりする。
噺の流れに乗ってしまえばこっちのものだけど、それが出来ない気持ちになり、
「これはまずいなぁ。」と感じた矢先であった。

こんな事ってあるんだね。
でも皆さん、とても喜んでくださった。だから良しといたします。
次回は二十七日。職場にて、久しぶりの落語である。
皆さん、楽しみにしている。当日の練習は半分くらいにしておきます。

林檎

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する