素人落語（たけのこ、万金丹（まんきんたん）」

1/28以来、2週間ぶりのボランティア落語。
職場に併設のデイサービス林〇館では、インフルエンザが流行ったため、
そこでの素人落語も取りやめていたので、人前で演じるそのものが2週間ぶり。

今回は、始めて演じる場所。サービス付き高齢者専用賃貸住宅と、
小規模多機能型居宅介護支援が併設している施設である。
自宅から自動車で15分程度かかった。

職員さんも含め、およそ20名の前で演じた。
演目は「たけのこ」「万金丹（まんきんたん）」である。

更衣室で羽織を着たら、なんとお腹の付近で結ぶ、
紐のようなものが、片一方しかついていない。ちょっと恥ずかしい。
家で何かの拍子に外れてしまったのか。と思ったが、最初から動揺してしまった。

「たけのこ」
まずは6分程度のこの噺から。自己紹介の後に、高座にあがり、
皆さんの視線を浴びまくる。今日は、まくらの部分にあたるお喋りがとても流暢。
初めての方ばかりだから、話題が多いのである。

噺のほうは、羽織の紐の件で動揺したためか、
前半からセリフが抜けた。「このたけのこは、いずれで求めた。」の、
「いずれで〜」が出てこない。「どうしたんだ。」などで何とか繋げた。
焦ったあせった。

しかし、全体的な噺は上出来であった。
皆さん笑って下さり、グッと目線を集中させて聞いて下さった。

「万金丹」
ネタオロシである。
しっかり喋ることができた。大成功と言って良いかも。
皆さん、にやにやニコニコと笑って下さる。

2席目の噺の方が勢いがつく。気持ちも乗れるのだ。
次の高座での自信につながる。
声も勢いがあった、良かったよかった。

そうそう、4/9に現在の居宅のケアマネ事業所から、
同市内の老健（ろうけん）という施設のケアマネに転職する。
勤務表でのお休みとなるそうで、日曜日や祝日にも勤務が入ってくる。
その場合は平日がお休みになるのだ。

だから、4月以降は、平日にボランティア落語をやることもある。
新しい職場の施設でも、もちろん演じることでしょう。

ここ数週間、来る4月の退職転職などで、気持ちが落ち着かず、
落語に身が入らなかった。今度の職場でも、皆さんを楽しませよう。

林檎