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2017年05月27日21:12

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素人落語 「三人噺」を読んで。

故 古今亭志ん生師匠(以下、敬称略)の長女が書いた「三人噺」。
あっという間に読み終えてしまった。

志ん生が住んでいた、あまりにも有名な、業平橋の「なめくじ長屋」。
湿地を埋め立てて建てた家ということで、本当になめくじが家の中に入って来たという。
さらに家の近くにはドブがあった為、夏には蚊が沢山飛んできたらしい。

なめくじは、大きいので10センチ程の大きさ。なるほど大きいなあ。
蚊に関しては、呼吸をすると、鼻の中に蚊が入ってきた程沢山飛んでいたらしい。

凄まじい環境だ。今では考えられないし、実際そのような生活は、
現代人には、心理的に持ちこたえられないだろう。

ただし、志ん生一家もそこに一生住み続けた訳ではなく、
真打になった後から、収入も増えて、引越しをしたという。

酒飲みの印象が強い志ん生。
実は、一日にコップに3杯飲むことも、あまり無かったらしい。
朝から飲むこともあったが、その量は決して多くなかったという。

これは以外だった。高座で眠ってしまったなんて話しも聞いていたので、
どうせ酔いつぶれたのだろう。などと勝手に思ってしまっていた。
潰れるまで飲むことは、珍しかったという。

また、志ん生はとても臆病で、空襲警報があると、
家族を差し置いて、真っ先にどこかに逃げていたという。
勇ましいイメージが、僕の中で崩れ落ちていった。

ところで、噺の稽古量は凄まじかったらしい。
とにかく稽古、稽古。歩きながら稽古。家でも子供達を表に出して、
稽古、稽古の日々だったとか。長男の馬生、次男の志ん朝も、
それを見習っていたのでしょう。

作者の長女からすると、まずは母親が死去。
その次に父親(志ん生)が死去。そして、弟の馬生、さらに末っ子の志ん朝と、
順番に他界していく。不思議な事に、三人とも死の直前まで、お酒を飲んだり、
好きな物を食べたりしたのだそうだ。

いやいや中々楽しい本でありました。
読書感想文にしては、文章力もなく、短いですが、
これが限界であります。

お疲れ様でした。

行徳亭 林檎
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