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2017年05月19日20:57

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素人落語 薮入り(やぶいり)

柳家小三治師匠の「薮入り」を聴いてみました。
確か、先日にも「落語 THE MOVIE」で、春風亭一之輔師匠のを聴きました。
 
昔は子供の時分に、両親の元を離れて、奉公に出るなんてことが、本当にあったのですね。
きつかっただろうな。僕には耐えられないなんて思いました。

噺に出てくるお父さんの、単純で真っ直ぐすぎる性格が良いですね。
前日から、息子(野郎(やろう)と呼んでいる。)が帰ってくるのが待ち遠しくて、
愛情たっぷりの台詞には、聴く側からすると「泣きながら笑う。」という表現が最適です。

お父さんは素直で実直すぎるゆえに、息子がお金を盗んだと思い込み、
思わず叩いてしまうところなんて、「馬鹿!違うんだよ。息子は盗んでないんだよ!」と、
ついつい言いたくなってしまう。

息子が持っていたお金が、ネズミの懸賞であたったお金だったという事が、
分かった瞬間には、「お父さん、さぁどう落とし前をつけるんだよ。」と感情移入ですね。

いつか、自分も覚えて練習する時がくるのでしょうか。
定年退職したら、たっぷり時間を使って、練習しても良いかもしれませんね。
いつかそんな日が来ることを、夢見てしまいますね。

ところで、出勤前の落語練習は、毎日続けております。
覚える噺の長さが10〜13分程度なので、4回程練習できるような時間があります。
落語を喋った後は、気分が乗っている状態になるので、仕事にも気合が入ります。

その代わり、帰宅後は結構疲れているのは、朝の練習の影響かもしれません。
「鰻屋」「長者番付」「武助馬」に加えて、「味噌蔵」も正座して練習開始です。
昨日までは、通勤電車内などでの、台本読みが中心だったのですが。

どれもこれも楽しい噺です。
練習も、同じ噺を何度も何度も。飽きそうで飽きないのです。
噺は、毎月1つは入れ替わっていくのですが、入念に繰り返し練習します。

今日は、仕事を終え、三女のセントラルプールの付き添い。
そして帰宅でした。明日の土曜日も仕事でございます。

お疲れ様でした。

行徳亭 林檎
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