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2017年05月06日09:32

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素人落語 「志ん朝七夜」

「名人 志ん生、そして志ん朝(朝日新聞社)」という本を、図書館で借りて読んでいます。
その中で、1981年4月に本駒込の三百人劇場という会場でおこなわれた、
古今亭志ん朝師匠による「志ん朝七夜」という独演会の事が書かれていました。

七日間を通して演じられた噺は以下の通りですが、
趣味で素人落語を演じている僕にも、七日間でこれだけの噺を演じることが、
どれほど大変なのかは、想像がつきます。

第一夜:大山詣り 首提灯
第二夜:百川 高田馬場
第三夜:代脈 蔵前駕籠 お化け長屋
第四夜:大工調べ 甲府い
第五夜:堀之内 化け物使い 明烏
第六夜:火事息子 雛鍔
第七夜:真田小僧 駒長 干物箱

プロの噺家のなかでも名人中の名人と、多くの人が信じて疑わない志ん朝師匠。
単純に凄いなぁ。と思うと同時に嬉しいのは、この中の噺をユーチューブなどで、
聴くことが出来、この七夜での録音と思われる音源も、あるらしいのです。

改めて、ゆっくりと聴いてみるのが良いですね。
志ん朝師匠の噺が、益々格調高く感じられるようになってきます。

さて、本日(5/4(木・祝))は、妻の実家(奥多摩方面)から、
車で2〜3分ほどの住宅型有料老人ホームにて、「花見の仇討」「武助馬」を演じました。

寝不足で、少々偏頭痛がありまして、その影響か「花見…」の中のラストで、
侍が助太刀で刀を抜いた後の「びっくりしたのは、金さん、吉っつぁん、竹さんで、
こりゃいけないってんで逃げ出した。」という台詞の「竹さん〜逃げ出した。」を言えずに、
少々ごまかしてしまったことが残念でした。「武助…」は大丈夫でした。

お疲れ様でした。

行徳亭 林檎

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